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病院の夜間塗床(塗り床)改修工事です。病院には入院患者さんがおられるので、厨房を休むことはできません。
そこで、夜間厨房業務が終わってから翌日の仕込みの時間までの間で工事を完成させる必要があります。
発生する粉塵をどう抑えるか。臭気対策をどうするか。などなど経験によりその現場現場の環境や立地に合わせて
計画・施工いたします。工事を重ねるごとにノウハウや経験値を蓄積していき、更に次の現場に生かすのが我々の
仕事です。
施工内容 | 病院厨房塗り床(塗床)工事 |
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建築形態 | 病院 |
施工地域 | 神奈川県横浜市 |
工期 | 2日間(夜間のみ) |
施主 | 病院 |
お問合せの種類 | 紹介 |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 厨房機器屋さんとのコラボで受注しました。既設の塗床は細かい穴やキズだらけでした。今回塗り床を施工したことで厨房が明るくなりました。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
厨房は使い込まれていて、キズだらけで黒っぽくなっています。 |
施工手順
手順①. テーブル等の機器移動
手順②. 養生
【光コーティングの解説】周囲の調理機械や冷蔵庫、テーブルなどにビニール養生をして粉塵の飛散を防止します。
手順③. 下地処理 研磨
【光コーティングの解説】既設塗床の表面をライナックスK-30でダイヤモンド研磨をします
手順④. 下地処理 カッター
【光コーティングの解説】、側溝金物際にカッターで溝を切ります
手順⑤. プライマー
【光コーティングの解説】プライマーを均一に塗ります。練った材料は10分以内に塗り終えるようにします。
手順⑥. ペースト塗布
【光コーティングの解説】ペースト(中塗り)を厚みを確保しながら均一に塗布します
手順⑦. 下塗り+防滑骨材散布
【光コーティングの解説】下塗り直後、硬化しないうちに硅砂5号を均一に散布します
手順⑧. 上塗り
【光コーティングの解説】防滑骨材が塗料を吸い込むので、黒くなりがち。たっぷり材料を塗布して均一に仕上げるのがコツです。
手順⑨. 機器・テーブルの戻し復旧
【光コーティングの解説】写真と番号札を頼りに機器を定位置に戻します
【光コーティングの解説】テーブルや動かせる機械にナンバーを振り写真を撮って戻せるようにしてから移動します。