|
幼稚園の園庭にウレタン塗床(塗り床)防滑仕上げが施工されています。もともとのコンクリート床に左官の薄塗り材で補修してありました。左官の補修材は床コンクリートの補修材としてポピュラーですが、塗床の下地には適しません。必ずと言っていい程剥離を起こします。今回はそのような下地処理材まで剥がし取ってコンクリートをむき出しにし、良く研磨をしてから、ウレタンの塗床(塗り床)で補修しました。このような工程を取ることで、よし剥離しにくい塗床(塗り床)を施工する事が出来ます。
施工内容 | 園庭塗床(塗り床)床塗装剥がれ補修工事 |
---|---|
建築形態 | 幼稚園 |
施工地域 | 東京都江東区 |
工期 | 3日間 |
施主 | 幼稚園 |
お問合せの種類 | 紹介 |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | |
担当者写真 |
|
施工手順
手順①. 剥がれや浮き部分を剥がし撤去後、コンクリート下地研磨
手順②. プライマー塗布
【光コーティングの解説】剥離している部分と剥離していない部分(数ミリ~1cm)にウレタンプライマーを塗布
手順③. 中塗り
【光コーティングの解説】中塗りに厚膜用のウレタン樹脂を用いて周囲の厚さに近くなるよう調整します。
手順④. 上塗り
【光コーティングの解説】十分色が乗るよう慎重に材料を塗っていきます。養生テープからはみ出さないように注意します。
手順⑤. 黄色ライン引き
【光コーティングの解説】塗床剥がれの補修ついでに、黄色の停止線が薄くなっていたので、新しく引き直しました。
【光コーティングの解説】部位を特定したら周囲にカッターを入れて剥離防止処置をした上でコンクリート下地をよく研磨して、足つきをよくする