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【千葉県のリゾートホテル洗浄室塗り床改修工事】
1.施工前
厨房に付随する食器洗浄室は、床にお湯や水が流れて濡れています。
また、洗剤を使用するせいか塗り床の剥離や、剥離個所のコンクリートが痛んでいることが多いです。
まれに、洗浄機から蒸気や熱水が漏れて塗り床が熱衝撃を受けて膨れたり剥離したりしていることがあります。
2.塗り床材選び
条件を精査して塗り床材を選びます。ホテルの厨房はお休みが取れないことが多く、短い時間での改修工事になりがち。
速硬化タイプの使用を考慮します。MMA樹脂塗り床材。
時間がある場合は、水性硬質ウレタン(タフクリートMH)などが耐熱性の点からもお勧めです。
3.施工
塗り床工事で最も大事なことは、下地コンクリートに密着させること。
その点では、旧塗膜は全撤去することが一番大事です。
「時間がない・予算がないなど」の条件にとらわれると剥離などが起きてがっかりします。
弊社は理想的な下地処理ができない場合は、剥離の可能性を指摘して工事をお断りすることもあります。
お金を有効に使っていただきたいからです。
4.予算が足りない時
どうしても予算が足りない時には、無理して全体を改修するのではなく、優先順位を付けて分割施工することが推奨されます。
塗り床は下地処理に始まって下地処理に終わるといえます。
施工内容 | ホテル厨房塗床工事(ケミクリートMS施工) |
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建築形態 | リゾートホテル |
施工地域 | 千葉県 |
工期 | 1日間(夜間) |
施主 | 千葉県リゾートホテル |
お問合せの種類 | 紹介 |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 熱水と冷水が交互に流れる、厨房の洗浄室。厨房の中で最も床が 傷みやすい部位。耐熱性と速乾性のいいとこ取りで施工しました。 |
担当者写真 |
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施工手順
手順①. 既設の塗床塗膜を切削除去
手順②. 塗床塗膜の除去完了
【光コーティングの解説】コンクリート表面の健全層が出ました
手順③. プライマー
【光コーティングの解説】コンクリートと塗床を密着させます
手順④. 中塗り
【光コーティングの解説】中塗りで強度を出します
手順⑤. 上塗り
【光コーティングの解説】上塗りでさらに耐薬品性付与し、カラーリングします
手順⑥. 完了
【光コーティングの解説】均一に色が付きました
【光コーティングの解説】集塵機付きの機械で表面を斫り取ります