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【東京都練馬区で自動車整備工場の床塗装】
東京都練馬区内のマンションオーナー様から塗り床(床塗装)の改修工事をご依頼頂きました。現場にて調査を行いましたが、マンションの1Fが自動車の整備工場(貸工場)になっていて、塗床が欠けていたり、剥離している状況でした。今回、借主が決定し、引っ越してくる前に塗り床(床塗装)をリフレッシュなされたいとのご要望でした。仕様は、車両の走行に十分耐えるよう、ケミクリートEペースト工法 t=2mmを採用しました。この仕様はトヨタや日産、ホンダ等のディーラーの工場にも採用される高品質で優れた耐久性を持つものです。また、色についてもお客様のご希望を入れながら様々検討し、室内が明るくなるグレーに決定しました。整備工場の床の色は近年は、明るい色が採用されることが多いように感じます。
施工内容 | 自動車整備工場塗り床(床塗装)工事 |
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建築形態 | マンション1F貸工場 |
施工地域 | 東京都練馬区 |
工期 | 3日間 |
施主 | マンションオーナー様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトより |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 既設の塗り床(床塗装)塗膜を完全に剥がし、コンクリートをむき出しにして、施工しました。また、プライマーを良く吸いましたので、2回塗ってから施工しましたので、密着はバッチリ、長持ちする床塗装が出来上がりました。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
既設の塗り床(床塗装)の塗膜はエポキシ樹脂系の1mm厚です。15年くらいを経過していて、剥離やクラックが見受けられます。 |
施工手順
手順①. 既設の塗り床(床塗装)を機械で研削
手順②. 下地処理の状況:キレイに塗り床塗膜が剥がされ、更にダイヤ研磨された状態。
【光コーティングの解説】コンクリートが露出しました。次にプライマーを塗布しますが、塗り床(床塗装)塗膜を剥がしたコンクリートは、プライマーを新築のコンクリートより吸い込みが大きい傾向にあります。十分なプライマーを塗布するように心がけます。
手順③. プライマー塗布
【光コーティングの解説】プライマーはコンクリートに良く浸透し、根を張ります。また、コンクリートと塗り床(床塗装)の塗膜との密着を仲介するものです。良く密着するように意識しながら塗布しました。
手順④. 2回目のプライマー
【光コーティングの解説】プライマーを再度塗布しました。
手順⑤. 中塗り
【光コーティングの解説】ケミクリートEに硅砂を加えたもの(ペースト)を金ゴテで塗布します
手順⑥. 上塗り
【光コーティングの解説】上塗り(ケミクリートE)を金ゴテで塗布します
手順⑦. 上塗り中
【光コーティングの解説】材料を練ったらすぐに塗布します。金ゴテの使い方は左官屋さんのそれとは異なり、塗床独特のものです。
手順⑧. 上塗り中
【光コーティングの解説】塗布量に注意します
手順⑨. 上塗り完了
【光コーティングの解説】完成しました
【光コーティングの解説】専用の床研削機を用いて塗り床塗膜(床塗装)をすべて除去し、コンクリートをむき出しにします。この工程により、長持ちする塗り床が実現します。光コーティングの研削機械はすべて集塵機がセットされていますので、ホコリを出さずに作業が出来ます。