【東京都大田区の飲食店(多国籍料理店)|厨房床塗装(塗り床)改修工事:ウレタン防水から塗り床へ】
こんにちは、光コーティングです。今日は、東京都大田区内の多国籍料理の飲食店の厨房に施工された、ウレタン防水の塗替えの件で現地にて調査をして来ました。現場にはウレタン塗膜防水が施工されていて、所々めくれたり、摩耗していました。厨房の床には防水が必要ですが、防水はコンクリートの床の下で防水するのが通常でして、作業する床に防水するのは良くないことです。頻繁な歩行と衝撃、熱水との接触、毎日の洗浄などで塗膜にストレスがかかるからです。本来は防水が目的なのですから、塗膜を痛めつけることは良くないわけです。以前は躯体側でウレタン塗膜防水を施し、押さえのコンクリートを打設し、その上に塗り床を施工していました。しかし、コンクリートに浸み込んだ水が防水層に溜まるとウレタン防水材が傷み、階下に漏れたりすることが頻繁に発生するようになって、現在ではアスファルト防水を施工し、押さえのコンクリート(防水を保護する目的と配管を埋める)を施工し、その上に高強度の塗り床材や耐熱性のある塗り床材を施工するのが正しいとされています。内装屋さんに知識がない場合が多く、厨房の塗り床について、お客様が知識を持ってこういうものをお願いしますと依頼された方が良いと考えます。