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【横浜市港南区のドラッグストアバックヤード床塗装工事:MMA速硬化塗り床施工】
1.現場の倉庫床の状況
ドラッグストアーのバックヤード(倉庫)の通路の床塗装が剥離していました。
台車で荷物を運ぶたびに剥がれが広がり、床塗装が割れて剥がれてきています。
元来床塗装の密着が悪い、カラーコンクリート(硬質着色床)の上に施工された、エポキシ樹脂系塗り床材が、部分的に剥がれており、そ
の周りも剥離してはいないものの、浮きが発生していました。浮きは次の段階に進むと剥がれにつながる、剥がれ予備軍です。
2.ドラッグストアは休みがない
お休みのないドラッグストアの改修工事は、夜間のみの施工となることが多いです。
しかも、夜間に施工して、朝には搬入が待っています。
施工するだけでなく朝歩行ができることが条件です。
そのような短時間でも施工が出来、かつ硬化の早い材料を使用して床塗装を仕上げることが可能です。
今回は、MMA樹脂(超速硬化型樹脂)床塗装材を使用して、一晩で工事をしました。
商品と工法を組み合わせることで、施工時間と乾燥時間を短縮できます。
ただし、十分な経験がないと、時間内に収めることは至難の業となります。その意味で、専門工事業者に依頼した方がよろしいと思います。
当現場は、夜22:00スタート朝5:00頃には歩行が可能となりました。お店を休むことなく工事が出来るメリットを今お悩みのお店
や工場でも活用してみませんか?
施工内容 | バックヤード通路床塗装(塗り床)塗り替え工事 |
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建築形態 | ドラッグストアー 倉庫 |
施工地域 | 神奈川県横浜市港南区 |
工期 | 夜間1日 |
施主 | ドラッグストアー様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトより |
担当者 | 永井健司 |
担当者からのコメント | 30年以上塗り床(床塗装)に携わってまいりました、私がお伺いして適切な塗り床の施工方法や材料の選定を行います。どのくらいの頻度でどのくらいの負荷が床塗装面に生ずるのかなどを総合的に勘案して、仕様を決めます。塗り床の工事はプロにお任せした方がよいと思います。ただし残念ながら塗り床専門業者はごく少数です。ご相談頂ければ幸いです。お店を休まずに工事することが出来ます。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
エポキシ系塗床材が部分的に剥離している。特に通路中央部や曲がるところに集中している。このまま放置すると、荷崩れ等が予想される。 |
施工手順
手順①. 既設塗膜の脆弱部分を撤去
手順②. 既設床表面研磨
【光コーティングの解説】ダイヤ研磨機で研磨、キズを付けながら密着を良くしていきます。もちろん集塵機付きでクリーンに作業します。
手順③. カッター入れ
【光コーティングの解説】塗る範囲に沿ってダイヤカッターで溝を切ります。これは塗る部分と塗らない部分との境界からの剥離を防ぐ工程です。この作業により隅からの剥離を長期間予防します。
手順④. プライマー
【光コーティングの解説】プライマーは塗床とコンクリートの密着を仲介する接着剤の役割を果たします。
手順⑤. 中塗り
【光コーティングの解説】中塗りは強度を出しながら、平坦性を作り出す工程です。
手順⑥. 上塗り
【光コーティングの解説】上塗りをかけて美しさを演出するとともに、床材を保護します。
手順⑦. 完成
【光コーティングの解説】約30分から1時間で硬化しました。もう使用できます。
【光コーティングの解説】剥離部分や浮き部分を特定し、除去します。除去した部分のコンクリートにダイヤカップで研磨をし、密着を高めます。