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【東京都新宿区の製菓学校|側溝塗り床(床塗装)塗替え工事:タフクリートMW工法(水性硬質ウレタン)耐熱】
側溝の中を塗り床工事しました。
製菓学校の教室床側溝内に塗装した塗り床材(エポキシ樹脂系)がボコボコに膨らんで、一部剥離し、異臭が発生しておりました。学校の冬休みを利用した、塗り替え工事の依頼を受け、タフクリートMHで改修工事をさせて頂きました事例です。塗膜を剥がしてみると、薄塗り補修材で水勾配を調整した痕跡がありました。左官屋さんがよく使用する、薄塗り補修材と言われる材料は塗り床材の下地補修材としては、不適です。強度が不足するため、塗り床材に浮きを生じクラックが入り剥離へと至ります。剥離個所から水や食材のカスなどが浸入し、次々に塗膜が浮き上がります。塗り床材は、下地に強力に密着しますが、薄塗り補修材はさほどの強度がないため、コンクリートからはがれてしまいます。塗り床材自体があまり知られていない為に、その下地処理材料に一般的な補修材を用いて失敗した例です。お客様は気づいていらっしゃいませんでしたが、知識の無さによって生じた剥離事例です。知っていれば防げることではありますが、知らないと失敗してしまうことがあります。塗り床専門業者が少ないので、仕方がない面はあるのかもしれませんが、弊社としては、もっと広くお客様に塗り床というものの良さをを知って頂きたく、今日もブログを書いています。側溝に水が溜まって不衛生。側溝の水が流れない。側溝から異臭がするなどの解決もできますので、ご一報ください。短期間で側溝内の塗り替えをすることも可能です。
施工内容 | 製菓学校側溝内塗り床(床塗装)塗替え工事 |
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建築形態 | 製菓学校 |
施工地域 | 東京都新宿区 |
工期 | 1日 |
施主 | 製菓学校 |
お問合せの種類 | 紹介 |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 側溝のに塗装してから、10年以上が経過し、塗膜の剥離が発生し、そこから水が浸入し健全に見える部位もぶかぶかに浮いていました。今回は、高機能の塗り床材を使用しましたので、長持ちすると思います。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
側溝内底部に施工されたエポキシ樹脂塗り床が剥離している。剥離部位から水が下に回り周囲がブカブカになっている。 |
施工手順
手順①. 周囲のビニル養生
手順②. 既設塗り床塗膜の除去
【光コーティングの解説】水が下に回って浮いている旧塗膜を除去します。
手順④. タフクリートMW塗り付け
【光コーティングの解説】側溝の両サイドと底部にタフクリートMWを塗布し、目を詰めるようにして押さえます。このとき水の流れが良くなるように傾斜計で測定しながら作業します。
【光コーティングの解説】他の部屋や、器具にホコリが付着するのを防ぎます。もちろん剥がしたり、研磨したりする機械には、すべて集塵機をつないでホコリが出ないようにして作業します。