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【神奈川県横浜市都筑区のラジコンドリフトサーキット|床塗装(塗り床)工事:エポキシ樹脂ペースト工法】
自動車整備工場のオーナー様から弊社WEBサイトへお問い合わせ頂きました。既設の自動車整備工場の床を改修して、ラジコンサーキットを作るとのお話しでした。サーキットはラジコンをドリフトさせて楽しむもので、つるつるの仕上がりを希望されました。サンプルを作成し、お試し頂いた上で、ご採用となりました。12月26日に着工し3日間かけてエポキシ樹脂塗り床 t=2mmで仕上げました。カーリフトをコンクリートで埋め戻してありましたが、かなりの段差がありましたので、予想より大変でしたがダイヤ研磨で削ったり、何度も樹脂パテを繰り返しキレイになるよう、丹念に仕上げました。今後はラジコンサーキットの床材として適合するのか調査させて頂きたいと思います。
施工内容 | ラジコンドリフトサーキット塗り床(床塗装)工事 |
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建築形態 | 自動車整備工場 |
施工地域 | 神奈川県横浜市都筑区 |
工期 | 3日間 |
施主 | 自動車整備工場のオーナー様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトより |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 営業と工事管理を担当致しました、代表の永井です。今回ラジコンのサーキットを床塗装するのは初めてなので、結果が気になります。 下地が凸凹でしたが、出来るだけきれいにしました。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
元整備工場の床なのでリフトをコンクリートで埋め戻すなどしてあり、段差がかなりあります。クラックも太いものが多数出ていました。 |
施工手順
手順①. 研磨
手順②. 全体を研磨
【光コーティングの解説】全体を丁寧に研磨していきます。この工程が最も大事なので、丁寧に施工します。
手順③. プライマー
【光コーティングの解説】プライマー(コンクリートと塗り床材の密着をさせる接着剤の役割を持つ塗料)塗布
手順④. パテ処理
【光コーティングの解説】既設の床には段差やキズ、穴、クラック(ひび割れ)があります。これをそのまま塗ると穴が残ったり、ひび割れがそのまま露出しますので、丁寧にパテ処理します。パテ処理をせずに塗装すると、穴やクラックが露出します。さらに段差がはっきりして仕上がりが汚くなります。
手順⑤. 中塗り(ペースト塗布)
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂と硅砂を混ぜたものを金ゴテで丁寧に塗って行きます。厚みを付けて段差や穴を消す役割とともに、強度を出す重要な工程です。この作業は塗装屋さんではできない工程になります。(金ゴテで施工するため)
手順⑥. パテ処理(最終)
【光コーティングの解説】上塗りの前にも段差や穴などを消すために、パテ処理を行います。今回も足の踏み場もないほどパテを拾いました。
手順⑦. パテ処理 全体
【光コーティングの解説】全体的に見回ってパテ処理しました。このとき仕上げ色と違った色でパテを打ちます。同色だと踏んでしまうからです。
手順⑧. 仕上げ(上塗り)
【光コーティングの解説】上塗りを熟練の職人が掛けていきます。写真に写っているのは中村さん:あの東京ドームの新築の際に手がけた方です。
手順⑨. 完成
【光コーティングの解説】上塗り直後の画像です。ピカピカに仕上がりました。
【光コーティングの解説】既設のコンクリートの段差はもちろん、全体的にダイヤモンド研削機で研磨し、塗料の足つきを良くします。