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【東京都板橋区の小学校給食室|塗り床(塗床)(床塗装)工事:ミルクリートMM工法:水性硬質ウレタン】
お取引頂いている塗装屋さんから仕事の依頼を受けました。小学校の給食室の増改築の塗り床(塗床)(床塗装)工事です。当初は、タイル張りを予定していましたが、後で剥がれたり、欠けたりするのが嫌だという事で塗り床に仕様変更になりました。今回使用しました、水性硬質ウレタン塗床は耐熱性や耐衝撃性など耐久性に優れた材料です。タイルよりも高い耐久性があります。最近は、高価でも水性硬質ウレタン塗床材を使用する企業様が増えてきています。イニシャルコストはかかりますが、10年くらいメンテナンスフリーですので、お勧めです。耐熱性が120℃もあるのです。また、弊社は他にも様々な塗り床材を施工しております。短工期に特化した材料や工法、低臭タイプなど材料の特徴を知り尽くしたエキスパートがあなたに代わって考えます。塗床の施工は施工して終わりではなく、施工後お客様が快適にご使用いただける様に尽くすのが仕事と考えて仕事をさせて頂いております。お客様には於かれましては、コンクリートの打設前にご相談頂ければなお良い施工が出来ると思います。塗床材はコンクリートの強度と相まって耐久性を発揮するものです。
施工内容 | 給食室塗り床(塗床)(床塗装)工事 |
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建築形態 | 小学校 |
施工地域 | 東京都板橋区 |
工期 | 6日間 |
施主 | 板橋区 |
お問合せの種類 | 紹介 |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 今年は新年早々、ぽかぽか陽気だったせいで、工事も順調に捗り、 良い仕事が出来ました。良いスタートが切れました。感謝! |
担当者写真 |
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施工前の診断
もともとタイル張り用のコンクリート打ちになっているので、金ゴテ平滑押さえ(塗床用下地)より精度が落ちます。これをキレイな厨房塗床にするのは大変そうです。 |
コンクリートの表面も柔らかいので、ダイヤ研磨でよく削って弱い部分を撤去します。 |
施工手順
手順①. 床コンクリートの含水率測定
手順②. 床研磨
【光コーティングの解説】コンクリート床の表面をダイヤモンド研磨機(ライナックスK-30)を使用して良く研磨します。研磨によりコンクリート表面の脆弱な層を除去するとともに、目荒らしの効果(凸凹を作り)で密着力を向上させ、塗り床材本来の耐久性を担保します。
手順③. カッター入れ
【光コーティングの解説】グレーチングの際には、ダイヤモンドカッターを入れて、反りや剥離を予防します。
手順④. カッター入れ
【光コーティングの解説】ドア周りや周囲にも反り防止、剥離防止のカッター切りを行います。これを怠るとせっかく水性硬質ウレタン塗床材を使用しても十分な耐久性が発揮できませんので、大事な工程です。
手順⑤. 材料の確認
【光コーティングの解説】搬入された材料を製品ごとに並べて過不足の無いことを確認します。
手順⑥. 材料の攪拌
【光コーティングの解説】材料を既定の配合で計量、専用のタイマー付きミキスターで混合します。
手順⑦. 材料の敷均し
【光コーティングの解説】材料を決められた量で敷均します。この敷均しが大変大切で、量にバラツキがあると仕上がりに影響します。
手順⑧. 金ゴテ押さえ
【光コーティングの解説】敷きならした材料を金ゴテで締固めます。
手順⑨. 金ゴテ押さえ
【光コーティングの解説】均一に押さえて目を詰めて強靭な塗床をつくって行きます。
手順⑩. 仕上がり
【光コーティングの解説】仕上がりはこんな感じです。
【光コーティングの解説】ケット社の水分計でコンクリート表面の含水率を図ります。40mm位まで測定します。コンクリートの乾燥状態が悪いと後々剥離が起きたりしますので、大事なチェックポイントの一つです。少し高めなので乾燥期間を取って施工します。