|
【東京都北区赤羽の飲食店塗床(床塗装)|店舗フロア塗替え:ユータックE】
1.摩耗と剥がれの進んだ床
昭和のレトロ感いっぱいのお店の客席フロアは床が黒く塗装されています。少し照明を落とした雰囲気のあるお店ですが床塗装が剥がれて白っぽいコンクリートがあちこち見えて目立ちます。オーナー様は白っぽっく見えるのが気になりご相談を頂きました。
2.摩耗と剥がれの原因
客席フロアに置かれたイスやテーブルを引きずるときに床塗装が摩耗していることがわかりました。使用されている床塗装材自体の強度が弱く、皮すきでこすっても取れてしまうほどです。床塗装としてはあまり強度のない塗料が使用されていることが判明。
3.店舗あるある
店舗の工事は、内装屋さんが一手に引き受けて作業します。内装屋さんは壁のクロス・床の塩ビシートなどの内装仕上げ材のプロです。
でも、床塗装(塗床)には、詳しい人がいないため、強度のない塗装をしてしまうことがよくあります。
極端なことを言えば、ほとんどの業者さんがそういう傾向にあることは確かです。
4.使い勝手に会った床塗装(塗床)に変える
イスの引きずりの衝撃や摩耗に強い「厚膜」の床塗装に塗替えがお勧めです。
「厚膜床塗装」は、建設業界では「塗床」と呼ばれています。
あまりなじみがないと思いますが、建設業界でも隙間産業なので一部のルートで材料が出回っている程度です。
この材料を使用して、床専門の工事店が施工することで、十分な強度のある「塗床」が完成します。
施工内容 | 飲食店舗フロア塗り床塗り替え |
---|---|
建築形態 | ビル地下1F店舗 |
施工地域 | 東京都北区赤羽 |
工期 | 2日間 |
施主 | 飲食店オーナー様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトを見て(区内の工務店様) |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 飲食店のフロアは、キレイさと安全の両立が必要です。濡れた靴で歩くと「滑る」危険性があるので、よく条件をかくにんして施工する必要があります。キレイさを追求すると表面がツルツルフラットがよく、安全性を追求すると滑り止めが良いのですが、汚れが付きやすいです。 |
担当者写真 |
|
施工手順
手順①. 現地調査
手順②. 養生
【光コーティングの解説】椅子・テーブルを移動し、ビニールをかけます。
手順③. 既設塗り床剥がし撤去
【光コーティングの解説】床専用の研削機(集塵機付き)で研削除去します。
手順④. プライマー塗布
【光コーティングの解説】プライマーを吸い込みムラのないように塗布します。
手順⑤. 中塗り
【光コーティングの解説】凹凸を埋めて、椅子などの衝撃に耐える様厚みを持たせます。
手順⑥. パテ処理
【光コーティングの解説】中塗りでなお残る小さな穴や凹をパテで埋めます。
手順⑦. パテ処理後
【光コーティングの解説】上塗りをきれいに仕上げるため、床全面をパテしました。
手順⑧. 上塗り
【光コーティングの解説】均一に仕上がる様塗布量に注意して金鏝で流します。
手順⑨. 上塗り完了
【光コーティングの解説】均一に仕上がりました。
手順⑩. 仕上がり確認
【光コーティングの解説】仕上がりを確認して、椅子・テーブルを元通り復旧しました。
【光コーティングの解説】現在の塗り床の材質・剥がれ具合・剥がれの原因を調査し、次に塗り替える塗り床材の選定をします。