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【東京都目黒区ビル屋上通路|自然石透水性塗り床施工:パークコートストーン】
今回は、ビル屋上通路に自然石透水性塗り床を施工しました。当現場は、床の不陸がひどく、凸凹であったために、降雨時通路が水溜りになってとても不便でした。そこで凸凹を平坦に均したした上で、自然石透水性塗り床材(パークコートストーン厚さ=10mm:株式会社ABC商会製)を施工し自然石の石と石との間に雨水を浸透させ水溜りを解消しようということになりました。10mmの厚さがあれば相当の水を吸い込むことができます。また、凸凹で歩きにくかった通路床もフラットになり歩きやすくなりました。通路の施工と同時に屋上の憩いのスペースをグリーンに床塗装し、喫煙所回りをレッドで色分け塗装しましたので、明確に目的が区分されて使い勝手も良くなりました。商業ビルで働く従業員の方も休憩時によりリラックスされていることと思います。工事自体は厳冬期の深夜に行いましたので、ジェットヒーターで材料を加温したり、床を温めたり様々工夫して何とか工期内に収めることができました。
施工内容 | 屋上通路自然石透水性塗り床工事(改修) |
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建築形態 | ビル屋上休憩施設及び通路 |
施工地域 | 東京都目黒区 |
工期 | 7日間 |
施主 | ビルオーナー |
お問合せの種類 | 紹介 |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 今年は大雪の降る日などもありましたので、降雪がないことをひたすら祈っておりました。屋外で深夜冬場の工事でしたが、幸い何とか塗り床材も硬化してくれたので、無事工事を完了できました。職人さんがどれだけ寒い思いをしたかを考えると申し訳なく思いました。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
アスファルト下地が陥没していたり、とれていたり、大きなひび割れが発生していますが、その下に防水層があるので安易に斫りができません。 |
アスファルトとコンクリートの下地が混在していてとても塗り床工事がやりにくい状態です。なぜなら、下地処理に使用する材料が違うからです。 |
クラック(ひび割れ)も多数発生し、段差がひどい状態。屋上なので日差しが直接床にあたるためコンクリートが伸びたり縮んだりを繰り返し発生しています。 |
目地の周囲もコンクリート下地がかけていますので、補修が必要です。 |
施工手順
手順①. 既設塗膜研削除去
手順②. 目地を清掃します
【光コーティングの解説】目地に生えた草を除去します
手順③. プライマー塗布
【光コーティングの解説】プライマーを塗布します
手順④. 不陸修正(下地を平坦にします)
【光コーティングの解説】樹脂モルタルを使用し平坦にレベルを調整します
手順⑤. 自然石透水性塗り床材の打設
【光コーティングの解説】均一な厚さで均し、押さえていきます
手順⑥. 休憩エリアの床塗装(レッド) 1回目
【光コーティングの解説】カラートップPコーティング工法(水性アクリル)
手順⑦. 床塗装2回目
【光コーティングの解説】仕上がりです
手順⑧. 広場仕上げ
【光コーティングの解説】広場はグリーンにしました。芝生のイメージかな?
【光コーティングの解説】既設の水性アクリル樹脂塗膜を専用の研削機で除去します。