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【群馬県の食品工場で塗り床の補修工事をしました。】
今回は、食品(缶詰)工場の塗り床の剥離箇所を補修工事しました。食品工場は熱水・水・油頻繁な歩行、台車、フォークリフトの走行などヘビーデューティーな使い方をするのが普通になっています。このような使い勝手のもとではおとなしく使用すれば10年くらいもつものであっても、2~3年で剥がれてきたり、摩耗したりすることもあります。剥離があると小さな破片の混入などが起こる可能性も出てきますので、どちらの工場様でも軽度な剥離のうちに補修工事を行います。剥離をそのままにしますと、うまく洗浄ができないため雑菌が繁殖する恐れがあります。塗り床材で速やかに補修しふさぐことで、クリーンな工場環境が維持されます。その際には、条件をお聞き取りしたうえで、食品への臭気移りやホコリの問題を解決。さらに、工期によって硬化の速い・普通の材料を使い分けます。一般に硬化の速い材料は高価になります。
施工内容 | 工場塗り床補修工事 |
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建築形態 | 食品工場 |
施工地域 | 群馬県 |
工期 | 2日間 |
施主 | 食品工場様 |
お問合せの種類 | 紹介 |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 食品工場施工のポイントは、事前の調査の際、今使用している材料(材質や仕様)を見極めて、良い状態なのかを判断し、必ずしも今現在ご使用の材料にこだわらず、もっと良いもの、もっと長持ちするものをご提案することです。毎日塗り床工事をしている者として、そのくらいの問題意識を持っていたいと常々思っております。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
摩耗と剥離がすすんでいる。早く補修したほうがよい状態。 |
施工手順
手順①. 研磨・プライマー・パテ
手順②. 中塗り
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂に硅砂を入れて中塗りします。補強と段差の修正を兼ねているといえます。
手順③. 上塗り
【光コーティングの解説】上塗りでさらに段差を消し、きれいゴミが付着し辛いようにフラットに仕上げます。
【光コーティングの解説】塗り床の密着性向上のため研磨した後プライマー処理、乾いたらパテで段差を修正しています。