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【研究施設建物階段防滑床塗装(防滑塗り床)施工しました。】
東京都国分寺市内の研究施設階段に防滑床塗装(防滑塗り床)を施工しました。築年数が40年経過しており、老朽化が進んでいる研究施設の階段は立上りに貼物らしき仕上がりが残り、ササラ巾木のペンキはボロボロに剥がれ、踏面は何も塗っていないのか、もしくは、床塗装が摩耗して見えなくなっているような状態です。現地調査した段階で、かなり手を入れないときれいにならないことが予想されました。本来は、実験室の床改修工事でしたが、実際に床塗装が完了すると階段があまりにもみすぼらしいので塗装することになりました。今回使用された材料はVOC対策品です。VOCとは、揮発性有機化合物、まあシンナーの類の人体に有害性の高いものを上から順番に規制しているのですが、このような材料は、文部科学省の建物(学校系)や厚生労働省の管轄の建物に多く使用されています。
施工内容 | 階段防滑床塗装(防滑塗り床施工) |
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建築形態 | 研究施設 |
施工地域 | 東京都国分寺市 |
工期 | 1週間 |
施主 | 研究施設 |
お問合せの種類 | ご紹介 |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 工事は改修工事でしたが、建物に暖房設備が備わっていなかったため、防滑床塗装(塗り床材)がなかなか硬化が進まず、苦労して施工しました。材料自体が反応硬化型のため温度が上がるか上がらないかに大変影響を受けます。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
階段の蹴込に長尺塩ビシートのようなものが貼ってあります。 |
シートの下は予想外に下地が凸凹です。 |
施工手順
手順①. 下地補修
手順②. 左官補修完了
【光コーティングの解説】下地としてはきれいになりました。
手順③. プライマー~エポキシパテシゴキ塗り
【光コーティングの解説】エポキシ系のプライマーを入れ乾燥した後、エポキシ樹脂でパテを作り全面をシゴキ塗りします。
手順④. 下塗り+骨材散布
【光コーティングの解説】下塗りを塗り、直後防滑骨材を撒きます。
手順⑤. 上塗り
【光コーティングの解説】ケミクリートE・VOCの上塗りを塗布します。
手順⑥. 完成
【光コーティングの解説】完成しました。
【光コーティングの解説】踏面と蹴込をカチオン系の補修材で補修します。