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【東京都品川区内の倉庫の床塗装を塗り替え】
倉庫をテナントとして借りていた会社が、返却のため、原状復帰の工事をすることになりました。原状復帰なので、色を塗り替えて新品状態に戻すことが求められ、かつ、コストはかけない方向になります。従って薄膜の防塵塗装がおもに使用されます。こちらもローコストできれいになるエポキシ樹脂系の防塵塗装を使用して仕上げました。大きなくぼみやクラックはエポキシ樹脂パテで埋めて平滑にし、事務所として使用するためにタイルカーペットを使用していた部屋は、粘着性の高い接着材を床研削機を用いて除去、クラックについては、エポキシ樹脂の充填を行い、口が開かぬ様補強してから塗装しました。これで次のお客様も喜んでお使いいただけると思います。
参考動画を用意しました。
【倉庫床塗装現状復旧工事編】
コンクリートのひび割れを埋めて補強する動画
施工内容 | 床防塵塗装(塗り床)工事 |
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建築形態 | 倉庫 |
施工地域 | 東京都品川区 |
工期 | 3日間 |
施主 | 大手企業 |
お問合せの種類 | 紹介 |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 倉庫の原状復帰工事です。コストは最小限で、きれいに仕上げます。次のお客さまをピカピカな床でお迎えするのは気持ちの良いものです。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
長年使いこまれて薄汚れていて傷もあります。 |
タイルカーペットを貼って事務所として使用していたエリアです。接着剤が残っています。撤去が必要です。 |
区画線のラインテープが張ってあります。これも除去します。 |
施工手順
手順①. 研磨
手順②. 接着材の撤去
【光コーティングの解説】接着材もそのまま塗ると不具合が出るので、専用の機械で除去します。
手順③. プライマー
【光コーティングの解説】プライマーを均一に塗布します。既設の塗床と新しい塗料との密着を仲介します。
手順④. 段差の修正
【光コーティングの解説】既設床塗装(塗り床)の塗り重ねの段差をエポキシ樹脂パテで修正し、平坦にします。これをしますと後々フォークリフトの走行時に荷崩れしたり、バウンドしにくくなるでしょう。
手順⑤. クラック処理
【光コーティングの解説】クラックにエポキシ樹脂を充填します。後で口が開かないようにする補強処置です。
手順⑥. 防塵塗装上塗り1回目
【光コーティングの解説】防塵塗装(色つき)を均一に塗り残しのないように塗布します。
手順⑦. 防塵塗装上塗り2回目
【光コーティングの解説】2回目の上塗りを塗ってきれいに仕上げます。
手順⑧. 完成
【光コーティングの解説】2~3日養生を取って塗膜が硬くなるのを待って使用開始します。塗装が固まったからと言ってすぐにクリーニングをかけたり、モップ清掃をして水と触れると白っぽく白化してしまいますので、注意が必要です。
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂の塗り床(床塗装)表面をポリッシャーでよく研磨します。