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【神奈川県の食品工場の荷捌き場床塗装(塗床)塗替え工事】
神奈川県厚木市内の食品工場荷捌き場の床塗装(塗床)が老朽化し、塗替えました。このエリアは、フォークリフトで食品をトラックに頻繁に積み込むため、通行頻度が高く防滑床塗装が擦り減り、つるつる滑る危険な状態になっていました。雨の日など床がぬれているとフォークリフトが滑るそうです。また、人とフォークリフトが接触しないようグリーンベルトをつくり歩行者用通路とフォークリフトの通路を明確に色分けで表示しました。更に、段差のある部位に危険を知らせる黄色のラインで目印をつくりました。以前荷捌き場のプラットフォームからフォークリフトが落ちそうになったことがあると聞いています。これで危険が少しでも軽減出来ればいいと思います。このエリアは外部ですが、念のため食品製造エリアに床塗装の溶剤が入らぬように開口部や扉シャッターにビニールで目張りし、さらに送風機で換気しながら作業しました。
施工内容 | 荷捌き場床塗装(塗床)塗替え工事 |
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建築形態 | 食品工場 |
施工地域 | 神奈川県厚木市 |
工期 | 3日間 |
施主 | 食品工場 |
お問合せの種類 | 紹介 |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | |
担当者写真 |
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施工前の診断
防滑塗装の防滑性が失われほとんどつるつるの床表面 |
施工手順
手順①. 下地処理:既設床研磨
手順②. プライマー塗布
【光コーティングの解説】プライマーを浸透させるように塗布します。
手順③. ペースト塗布
【光コーティングの解説】中塗りにペースト(エポキシ樹脂と硅砂を混ぜて強度を増した材料)を流しのべるように金鏝で施工します。
手順④. 上塗り
【光コーティングの解説】上塗り塗布
手順⑤. 防滑骨材散布
【光コーティングの解説】硅砂5号を上塗り直後追っかけで均一に散布します。
手順⑥. 上塗り塗布
【光コーティングの解説】上塗りを均一に塗ります。
手順⑦. グリーンベルト
【光コーティングの解説】グリーンで色分けし、人の通行区分を明確にします。
手順⑧. ライン引き 黄色
【光コーティングの解説】段差のある部分を知らせてフォークリフトが接触したり、プラットフォームから落下するのを防止します。
手順⑨. 完成
【光コーティングの解説】荷捌き場がきれいになりました。安全に配慮した色分けとラインで仕事がしやすくなりそうです。
【光コーティングの解説】ダイヤモンド研磨でよく目荒らしし、つるつるの床に塗料を密着させます。