【神奈川県横浜市のパン屋さん(ベーカリー)の床塗装(塗床)工事の下見】
こんにちは、光コーティングの永井でございます。今日は、横浜市のパン屋さん(ベーカリー)からのご依頼で、厨房の床塗装工事の現地調査とお見積りに行ってまいりました。
お店はとても繁盛していてお忙しそうでしたので、手早く調査させていただきました。お客様のご要望は、「パンを製造するときに使用する、小麦粉とバターが床に落ちてコンクリート床に付着してしまうと掃除が困難であり、どうにか改善できないでしょうか。」ということでした。
私は、今から25年以上前のことですが、カレーパンを発明したといわれる練馬区の「デンマークブロート」の創業者の井戸さんが工場を新築されたさいにお会いした時のことを想い出しました。当時株式会社ABC商会というメーカーで塗床材(床塗装材のこと)の販売を担当していた時に、練馬区内の工務店様から現場で相談したいことがあるので来てほしいと依頼を受けてお伺いした時の話です。
現場には井戸さんがおられて「パン屋(ベーカリー)の工場床は滑り止めをしてはいけないんだ。」と工務店の担当者を叱っておられました。小麦粉が目に詰まってしまうからだとおっしゃっておられました。たしかに、粉の掃除は掃除機で吸ったり、モップで拭いたりすることが多く、滑り止めはしてはいけないと私も思います。
今回の場合は滑り止めの塗装はしてありませんが、コンクリートの表面がボソボソしているので、粉が目に詰まって取れない、または、バターも多少影響があるのでしょうか、黒っぽくなって付着していました。