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【埼玉県戸田市内の物流倉庫|塗床(床塗装)工事:ケミクリートEPカラー】
埼玉県戸田市の倉庫で、コンクリート床に塗床(床塗装)を施工しました。塗床工事施工前は、カラーコンクリート、防塵塗装、コンクリートのままの床の3種類が混在していました。
防塵塗装はほぼ全面に塗装されていましたが、ポロポロ剥離しまだらになってすり減り、完全に摩耗している個所も多くみられました。特にフォークリフトの出入り口付近や転回場所に顕著にみられました。
フォークリフトの走行床には、防塵塗装は必須です。コンクリートは垂直にかかる圧縮強度に優れ、頑丈ですが、表面はすり減りには弱く、ボソボソしています。粉塵となって舞い上がり、商品を汚しますし、人間にも
害を及ぼします。
参考動画を用意しました。
大きくひび割れた場合の短工期補修方法の動画
施工内容 | 物流倉庫床塗装(塗床)工事 |
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建築形態 | 物流倉庫 |
施工地域 | 埼玉県戸田市 |
工期 | 4日間 |
施主 | 倉庫会社 様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトより |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 戸田市のお客様、塗床のお仕事を頂きまして、有難うございました。また、いろいろなご要望をお聞きできました。私どももお客様の立場になって、費用対効果を考えたり、何年くらい持つか、お客様が床塗装をすることで、どんなメリットが得られるのか?など、想いを巡らせています。どうしたら一番良いのか、一緒に考えましょう。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
グリーンの防塵塗装は皮スキでこするとポロポロ取れる状態です。下に見えるオレンジ色っぽい床はカラーコンクリートです。(カラーコンクリートの上の防塵塗装、塗床は密着がよくないので、特殊な処理が必要になります。) |
コンクリート床に走るクラック(ひび割れ)、コンクリートを打設し、硬化乾燥するときに発生します。クラックは必ず発生するものです。 |
防塵塗装がかなり擦り減ってしまっています。防塵の効果はない状態です。 |
施工手順
手順①. ラックの養生
手順②. 防塵塗装の剥離
【光コーティングの解説】ライナックスK-30を使用して防塵塗装の塗膜を除去します。
手順③. 防塵塗装の塗膜を切削するアタッチメントと刃
【光コーティングの解説】ブロックチップを機械にセットして、塗膜を切削します。
手順④. 荒れたコンクリート床を平滑化
【光コーティングの解説】アタッチメントを付け替えて、ダイヤモンドにしました。この工程で平滑化します。
手順⑤. 床研削、研磨完了
【光コーティングの解説】塗膜を剥がしてさらにコンクリート床を研磨しました。
手順⑥. クラック処理
【光コーティングの解説】クラックをUカットして、エポキシ樹脂を充填しました。これによりクラック(ひび割れ)が再発するのを防止します。この工程を抜いて塗床をするとすぐに割れるので注意。
手順⑦. クラック処理の遠景
【光コーティングの解説】クラックは結構な長さで発生しているものです。
手順⑧. 床全面パテ処理
【光コーティングの解説】コンクリート床にエポキシ樹脂パテで全面シゴキを行います。研磨でできた細かい傷やもともとのコンクリートの段差や不陸が仕上がりに影響するので、少しでも軽減させるために行います。今回の仕上げ材は0.2mm程度なので、完全に消すことはできません。
手順⑨. 防塵塗装(塗床)下塗り
【光コーティングの解説】塗り残しがないように、またコンクリートによく浸透させるように意識しながら塗広げることがポイントです。
手順⑩. 防塵塗装(塗床)上塗り
【光コーティングの解説】吸い込みムラや、色の薄いところがないようにタップリ材料を付けながら均等に伸ばします。きれいな光沢が出ています。
手順⑪. 完成
【光コーティングの解説】塗床の仕上がり。倉庫が明るく生まれ変わりました。
【光コーティングの解説】まず、商品にホコリがつかないように、ビニール養生します。下地処理は集塵機をセットし、吸引しながらの施工なので帆頃は出ませんが、念のため。