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【千葉県八街市のリサイクルショップ倉庫|塗床(床塗装)工事:ケミクリートEPカラー】
千葉県八街市内のリサイクルショップ「ボーンアゲイン」様から倉庫の塗床(床塗装)工事を頂きました。
1.使い方の現状
現場ではリサイクル商品を修理したり、クリーニングしたりする、工場のような使い方をされていました。搬入口に大きな段差やひび割れがあり、商品を搬入する際に台車のタイヤが段差に引っかかって登れない。商品が荷崩れしそうになる。など困っておられました。また、シャッターの下付近から内側にかけて、外のアスファルトより低くなっている部分があったので、雨が降ると流れ込んで大きな水たまりが生じていました。
2.解決に向けて
お客様のご使用上の障害を解決するために下地処理時に、水溜りを埋めたり、段差をなだらかに作り変えることにより台車がスムースに押せるようにし、さらに長持ちする塗床で仕上げました。
3.その後どうなったか?
後日お客様に使ってみてのご感想をお聞きしましたが、水溜りもなくなり、段差もなくなったので非常に満足しているとのご回答がありました。
4.私どもが大切にしていること
塗床を施工する際、段差や水勾配、配色、など外見ですぐわかること以外に、実際にはお客様がどのようにお使いになるのかに着目し、画一的な塗床工事をするのではなく、現場現場に最適となるよう誠心誠意考えてご提案しています。将来どうなるかに着目して予想します。工事で一番大切なことは、工事着工前の仕様決めと段取りです。この時間はお客様にご奉仕する時間であり、とても大切な時間だと考えています。ですから、時間をかけてじっくり現地調査をしたり、お客様に製造する商品や、これからやろうとしていることをお伺いします。その意味では、既存の工場を見学しても参考にしてそのまま作ってはいけないということもあります。それは今となっては古い工場ですから、何か改善すべきことがあるはずです。そのような訳で、残念ながら受注できなかったとしても、そこで見聞きした経験と知識は次のお客様に必ず役立つと信じております。良いものをお客様の現場で実現するには、塗床材の知識と現場の知識の両方が不可欠なのです。
ケミクリートEPカラーの施工動画イメージをご覧ください。
施工内容 | 塗床(床塗装)工事 |
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建築形態 | リサイクルショップ倉庫 |
施工地域 | 千葉県八街市 |
工期 | 3日間 |
施主 | リサイクルショップオーナー様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトより |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | WEBサイトからお問い合わせを頂いたお客様です。もう一社 呼ばれたそうですが、弊社をお選びいただきありがとうございました。誠心誠意施工させて頂きました。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
搬入口はスロープになっていますが、途中に3センチぐらいの大きな段差があります。台車で段差を超えるときにガタンとなります。 |
コンクリートもかなり傷んでいます。 |
施工手順
手順①. カッター切り
手順②. 床研削
【光コーティングの解説】床用研削機でコンクリートを削り、塗料の密着性をよくします。
手順③. プライマー塗布
【光コーティングの解説】水性エポキシ樹脂系のプライマーを塗布しました。奥の方でパートさんが作業しているので、溶剤は使用しないようにしました。
手順④. プライマー完了
【光コーティングの解説】プライマー乾燥中です。水性なので嫌な臭気がありません。
手順⑤. 下地調整
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂モルタルを打設し、段差を修正なだらかなスロープに作り変えます。
手順⑥. 防塵塗装塗り
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂系の防塵塗装を2回塗って仕上がりです。
手順⑦. ライン引き
【光コーティングの解説】お客様の要望で、追加のラインを引きました。
【光コーティングの解説】施工エリアと施工しないエリアの境目にダイヤモンドカッターで縁切りをします。後で塗床材(床塗装材)が端から剥離しないようにするために行います。