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【ハンバーガーデリバリー店舗厨房床塗装工事】
1.お客様は
グルメバーガーで有名な東京都中央区人形町にあるブラザーズ様です。
2.どのような工事
コンクリート床に耐久性・耐摩耗性・耐油性・美装性・耐水性等を持った高機能塗床(床塗装)を施工する工事です。厨房機器を一旦全部搬出して床前面に塗装をしました。
3.床塗装(塗床)を施工する目的は
ブラザーズ様は「クリーンリネス」を大事にされているお店です。床コンクリートに床塗装を施すことで、汚れの浸透はなくなりますし、ふき取りや水洗いも容易になります。また、コンクリートからの発塵も抑止できます。さらにアメリカンな雰囲気のお店に鮮やかな黄色の床塗装がマッチし、お店に来るお客様を楽しませることが出来そうです。
施工内容 | 床塗装(塗床)塗替え工事、夜間工事 |
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建築形態 | ハンバーガーの宅配店 |
施工地域 | 東京都中央区日本橋 |
工期 | 一晩(1日) |
施主 | ハンバーガー宅配店 オーナー |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトより |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 高級ハンバーガーでおいしいと評判のブラザーズ様の本店に引き続きデリバリー店舗の厨房床塗装の改修工事をさせて頂きました。工事のご依頼本当にありがとうございます。従業員の方々が笑顔で効率よくハンバーガーの調理に専念できるよう思い浮かべながら職人と気持ちを共有して施工させて頂きました。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
グリストラップに対し、直線的にコンクリート下地にクラックが走っています。これはコンクリートの温度変化による自由な収縮がグリストラップの箱により拘束されているために起こります。コンクリートの性質によるものです。 |
厨房機器がびっしり詰め込まれた現状です。これらの機器を水道、ガス、電気と切り離して搬出し、床塗装完了の後再度運び込んで配管を繋ぎます。 |
施工手順
手順①. 厨房機器の搬出準備
手順②. 機器配置状況を詳しくチェック。
【光コーティングの解説】機器同士の離れ具合もチェック。さらに天井とのクリアランスもチェック。床塗装(塗床)を施工すると厚みの分クリアランスが狭くなりますので、ぎりぎりのところは要チェックです。
手順③. 機器の搬出
【光コーティングの解説】機器を大事にかつ騒音を最小限にして搬出します。
手順④. 搬出中
【光コーティングの解説】通路と機器を置いていた場所の色の違いがあります。コンクリートですと油脂がどうしても浸み込みます。
手順⑤. 下地処理:床面を研磨
【光コーティングの解説】ホコリよけの養生の後、ダイヤモンド研磨機で研磨しながら浸み込んだ油脂を除去し、さらにコンクリートの健全な表面を出します。
手順⑥. ダイヤモンドカップ掛け
【光コーティングの解説】狭いところ、見えなくなるところも大事です。小型の機器をしようして丁寧に削ります。
手順⑦. プライマー塗布
【光コーティングの解説】油脂の浸透を考慮し油面用のプライマーを塗布しました。
手順⑧. グレーチング周囲にカッター入れ
【光コーティングの解説】後で剥離しやすいグレーチング周囲にカッターで溝を切り、剥離しやすい端部を最も塗膜が厚くなるように補強します。塗ってしまえばわからなくなるところもキチンと施工します。
手順⑨. 養生
【光コーティングの解説】テープで端部を養生して塗料の無用な付着を防ぎます。
手順⑩. MMAモルタル打設
【光コーティングの解説】細かいところも苦心しながら塗りこみます。
手順⑪. MMAモルタル打設中
【光コーティングの解説】硬化が速いので大忙し。材料を練る人、塗る人に別れて、10分以内でどんどん塗り継いでいきます。
手順⑫. MMAペースト塗布
【光コーティングの解説】MMAのペーストを塗布して、速硬化材料で必ず出る凸凹を消して平らにします。
手順⑬. MMA上塗り
【光コーティングの解説】端部から塗っていきますが、黄色なので透けやすいので大変。
手順⑭. 上塗り完了
【光コーティングの解説】黄色なので上塗りが透けてしまい。上手くいきません。
手順⑮. 上塗り2回目
【光コーティングの解説】色が透けるので、1回余分に上塗りしました。黄色や薄いいろはきびしい!
手順⑯. 機器の搬入
【光コーティングの解説】トラックに載せていた機器を降ろし搬入します
手順⑰. 機器据え付け
【光コーティングの解説】機器の搬入時に床塗装を傷つけないようにします。このとき搬入業者を分離発注するとよく塗膜を破損してしまう事故が発生します。
手順⑱. 試運転チェック
【光コーティングの解説】試運転を行い点火や起動を確認します。
【光コーティングの解説】厨房機器がどこにあったかを記録し、さらに機器にナンバーを書き込んで記録します。