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【チョコレート喫茶店にエポキシ塗り床施工】
大手チョコレートメーカーを退社されて、本当においしいチョコレートとコーヒーのお店を開く蕪木様の初めての店舗の厨房にエポキシ塗床を施工させて頂きました。
1.お客様の欲しいものは何か
元来お話し好きの私ではありますが、お打合せの際、お客様の想いやそのお店にかける夢などをお聞きし、さらにどんな作業をするか。どんな性能がいるか、等を詳細にお聴きして一緒に考えることを常としています。
また、極力お客様に「塗り床をは何か。」を理解して頂くよう努めています。ご自分がお買いになる塗り床材がどんな機能をもっているのか。どのようにメンテすれば長持ちするのかなどをご理解いただいてから工事をお請けするようにしています。
業界がちがうと「言葉」の定義が違い、すれ違う事も出てきますが、辛抱強くお伝えするようにしています。
2.コストと塗り床材
要らないコストは無いに越したことはありません。私どもは、安価なものでも十分と判断した場合は、そうしたものをお勧めしています。
特に塗り床材はコンクリートからの発塵を防いだり、油の浸み込みを防止したり、摩耗を防いだりといった事が最も基礎的な機能であります。
その基礎の上に必要に応じて耐熱性や防滑性の機能を付加していけばよいのです。
3.塗り床の耐久性
良く聞かれることに「耐久性」があります。通常は5年くらいとお答えしていますが、ご使用方法により様々になります。フォークリフトが走るとか、重量物を頻繁に出し入れする、薬品が垂れる、重い物を良く落下させる。等々、または複数の組み合わせにより塗り床の劣化を早めることもあります。商品の選び方や使い方をちょっと工夫することで寿命を延ばすことも可能です。
施工内容 | エポキシ塗り床工事(ジョリエースE) |
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建築形態 | チョコレート喫茶店舗 |
施工地域 | 東京都台東区鳥越 |
工期 | 1日 |
施主 | チョコレート喫茶店オーナー様 |
お問合せの種類 | 弊社HP寄りのお問い合わせ |
担当者 | 永井健司 |
担当者からのコメント | 大手チョコレートメーカーにおられたオーナーの蕪木様。大手では扱えない本物の美味しいチョコレートを お客様に食べて頂きたくて開業されたそうです。今度店舗に行ってみようと思います。 |
担当者写真 |
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施工手順
手順①. ケレン、清掃、研磨
手順②. プライマー
【光コーティングの解説】プライマーはコンクリートと塗り床材を密着させる役割を果たします。
手順③. 下塗り
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂をシゴキぬりし、凹を埋めていく作業です。
手順④. 上塗り
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂上塗りを金鏝で均一に塗布します。ピカピカの塗り床の完成です。
【光コーティングの解説】ケレンというのはカワスキ等でコンクリート表面の付着物を取る作業です。研磨はコンクリート表面についたレイタンス(脆弱な粉状物質)を除去して塗り床材をコンクリートに密着をさせる工程です。