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【クレーム解決事例:埼玉県川口市の自転車屋|床塗装剥がれ直し工事:ケミクリートE】
こちらの自転車屋さんは、古い店舗を立て直し店舗兼住宅を新築されました。大手ハウスメーカーが建てました。1Fが店舗で、2F~3Fが居住スペースでした。お引き渡し後、ほどなく床塗装が剥離し、現地調査のご依頼を頂きました。
使用された防塵塗装材料は特に問題ありませんでしたが、コンクリートの上前面に、塗装をきれいにしようとして施工されたモルタル様の左官補修材の強度が不十分で剥離が起きていました。
原因が分かったので、それら補修材を完全撤去し、強度、接着力に優れるエポキシ樹脂塗床材のケミクリートEペースト工法で改修しました。
このように剥離の原因は塗料にあるのではなく、左官補修材の強度不足により剥離することが多くあります。床塗装工事をする業者に当たり前の知識がないと、脆弱な補修材の上に何の疑問もなしに施工してしまいます。
その意味では、玉石混交の業界と言えます。特に店舗系や住宅系の工事をする業者と工場・倉庫を施工する業者は全然違います。
その点で、残念なことですが、店舗や住宅の施主様はある意味「必然的」に起きていることと言えないこともありません。
施工方法や塗床材の質感が感じられる動画をご覧ください。
施工内容 | 自転車店店舗フロア床塗装 |
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建築形態 | 自転車店舗 |
施工地域 | 埼玉県川口市 |
工期 | 2日間 |
施主 | 自転車店 |
お問合せの種類 | 紹介 |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 家を新築されて、1Fを自転車店にされたご主人ですが、 塗装屋さんが施工した床塗装が早々に剥がれてしまい、 ご相談が来ました。旧塗膜は全部剥がして自転車のスタンドにも剥がれにくいケミクリートEで仕上げました。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
現場調査をしました。床塗装が足の裏に付くくらい密着力がありませんでした。弱い塗膜の上に塗り替えてもすぐ剥離すると予測されるので、全部撤去し、さらに良くコンクリートを研磨して、衝撃や歩行頻度に耐えうる床塗装材を施工する必要が認められました。 |
施工手順
手順①. 既設のウレタン系防塵塗装を研削除去
手順②. プライマー塗布
【光コーティングの解説】よく研磨されたコンクリートにプライマー塗布して浸透させます。
手順③. 中塗り塗布
【光コーティングの解説】中塗りで厚みを確保することで、自転車のスタンドで剥がれにくい塗膜を作ります
手順④. 上塗り
【光コーティングの解説】中塗り硬化後、パテをし、上塗りを塗布
【光コーティングの解説】床専用研削機を用いて防塵塗装を剥がしました。