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【埼玉県所沢市の倉庫床塗装(塗床)】
先日お客様の倉庫内部の床塗装(塗床)の施工をさせて頂きました。数日して、外部もご注文を頂き施工いたしました。
1.内部と外部の塗床(床塗装)の違い
内部の床塗装(防塵塗装)は特に紫外線の影響は受けません。外部は太陽光による紫外線を受けます。紫外線は塗膜を攻撃し、チョーキング(白っぽくなり、指で触ると粉状の物質が付着する。)
これは塗膜の劣化と言えます。チョーキングを起こすと見すぼらしくなり、ツヤがなくなります。
2.内部の床塗装
内部の床塗装(防塵塗装)は、すり減りに強い樹脂を選ぶ。コンクリートへの付着が強い物を選ぶとよいと考えます。従って、エポキシ樹脂防塵塗装がふさわしいと考えます。実際こちらのお客様の倉庫内部は、エポキシ樹脂防塵塗装のケミクリートEPカラーで施工させて頂きました。
3.外部の床塗装
外部の床塗装(防塵塗装)は、耐候性に優れる。すなわち紫外線劣化で変色が起こりにくい材質を選びます。例えばアクリルウレタン樹脂等です。
こちらの現場では、日本特殊塗料(株)のユータックRを使用しました。
参考に動画を用意しました。
クラック(ひび割れ)の補強の動画です。
施工内容 | 倉庫外周の床塗装(塗床)工事 |
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建築形態 | 倉庫 |
施工地域 | 埼玉県所沢市 |
工期 | 1日 |
施主 | 個人 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトよりお問い合わせ |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 床塗装(塗床)にはアクリル樹脂・アクリルウレタン樹脂・ウレタン樹脂・エポキシ樹脂などがあります。それぞれの特徴を生かしつつ、適材適所で選ぶお手伝いを致します。 |
担当者写真 |
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施工手順
手順①. 下地処理
手順②. プライマー
【光コーティングの解説】プライマーをコンクリートに食い込ませるように塗布します。
手順③. クラック処理
【光コーティングの解説】クラックとは、コンクリートに発生するひび割れのことです。エポキシ樹脂パテで補修します。
手順④. 下塗り
【光コーティングの解説】アクリルウレタン樹脂を下塗りします
手順⑤. 上塗り
【光コーティングの解説】アクリルウレタン樹脂を上塗りします。
手順⑥. 完成
【光コーティングの解説】ユータックRの床塗装が完成しました。
【光コーティングの解説】ポリッシャーでコンクリート表面を研磨しました。コンクリート表面には、レイタンスと呼ばれる脆弱な層が存在しており、そのまま塗布すると剥離することがあります。