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【茨城県常総市の工場に塗床（床塗装）を施工】
１．建物の用途
工場を用途変更で、研究施設にするために床を改修する。
２．現在の床の仕上げ
工場床には、現在フェロコン（カラーコンクリートの様なイメージ）の仕上げになっています。フェロコンとはセメント系の材料に、着色剤と金属粉末をまぜてつくります。
長所としては、コンクリートの打設時に一緒に施工するために、強靭な床となり、コンクリートと一枚岩になりますので床塗装のような剥離が起きません。
短所としては、コンクリート打設と同時仕上げの為、コンクリートが乾燥するにつれてひび割れ（クラック）が発生します。
３．改修工事後の床の仕上げ
エポキシ樹脂厚膜塗床材（床塗装材）ケミクリートＥを使用しました。研究施設はクラックからのホコリを嫌いますので、クラックの補強処理をしてから、厚膜の塗床で仕上げるのが通常の仕様です。
改修工事後の塗床仕上げ材には、耐酸性・耐溶剤性・耐荷重・耐衝撃性・帯電防止性などの特殊な機能を持たせた仕様もございます。
| 施工内容 | 工場研究施設塗床（床塗装）工事 |
|---|---|
| 建築形態 | 工場 |
| 施工地域 | 茨城県常総市 |
| 工期 | ２日間 |
| 施主 | 工場オーナー様 |
| お問合せの種類 | 弊社ＷＥＢサイトよりお問い合わせ |
| 担当者 | 永井健司（ながいけんじ） |
| 担当者からのコメント | 工場や倉庫から研究施設やクリンルームを造ったりするケースがあると思います。その際は、セメント系のカラクリートやフェロコンの仕上げから、エポキシ樹脂や硬質ウレタンの塗床材（床塗装材）で仕上げることが多くあります。 |
| 担当者写真 |
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ABC商会の特約施工代理店
施工前の診断
 現在の床はフェロコン（硬質着色床）です。コンクリートに色がついて高強度になる無機質系塗床材です。 |
施工手順
手順①. 下地処理
手順②. ダイヤ研磨の機械
【光コーティングの解説】ライナックス社製 Ｋ－３０円盤にダイヤモンドが取り付けられていて、下地を強力にキズ付けます。
手順③. クラック処理
【光コーティングの解説】クラックに沿ってＵカットします。
手順④. 金物周りの処理
【光コーティングの解説】金物周りも剥離しやすい部分です。薄くならないように、Ｕカットして溝を掘ります。Ｕカットすることで一番の弱点が厚くて丈夫な部位に変わります。
手順⑤. プライマー
【光コーティングの解説】ケミクリートＥプライマーを塗布します。
手順⑥. Ｕカット目地エポキシ樹脂シール
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂でクラックをシールします。
手順⑦. 中塗り
【光コーティングの解説】中塗りを金鏝で塗り広げます。
手順⑧. クラックやキズを再度補修します
【光コーティングの解説】クラックや凹部のパテが肉や瀬下個所にもう一度パテ処理を行います。
手順⑨. 上塗り
【光コーティングの解説】ケミクリートＥの上塗りを塗布します。
【光コーティングの解説】フェロコン下地ダイヤモンド研磨