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【東京都板橋区の自動車展示場に床塗装(塗床)施工】
外部にある自動車展示場床が紫外線と走行による摩耗で見すぼらしくなったので、床塗装(塗床)を塗り替えました。
1.自動車展示場床に求められる性能
①美装性があること。 自動車が引き立つように道路から目を引く美しさがあること。
②すり減りに強いこと 自動車が走行するので、耐摩耗性があることが大事。
③変色しにくいこと 外部にある場合は、太陽光による紫外線劣化を考慮に入れないとすぐに黄変が起こります。
④速乾性があること 店休日を利用して塗り替えることが多いので、速乾性も大事です。
2.塗床材と仕様
上記の条件を備えた、株式会社エービーシー商会の「カラートップP」のペースト工法を使用しました。カラートップPは水性アクリル樹脂でしっとりマットな仕上がりが得られ、カラーも12色用意されています。
水性アクリル樹脂ですから、耐候性(紫外線で変色しない)抜群です。コンクリートばかりでなく、アスファルト下地にも塗ることが可能です。
3.その他の使い方
カラートップPは、展示場床塗装としての使い方のほかに、お客様用駐車場が見つけやすくするために塗装したり、誘導路を示すためにカラーリングしたりもできます。また、ラインやPマークなども描くことが出来ます。
施工内容 | 自動車展示場床塗装(塗床)塗替え工事 |
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建築形態 | 自動車展示場 |
施工地域 | 東京都板橋区 |
工期 | 1日 |
施主 | 自動車屋さん |
お問合せの種類 | ご紹介 |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 外部の床に塗装できる商品には、耐候性が求められます。太陽光・雨・雪様々なストレスに耐え長期にわたって美しいカラーを保ちます。知識がなくエポキシ樹脂などで施工すると、色によっては、一週間程度で黄変します。そうならないように、床塗装の材質を選ぶお手伝いをさせて頂きます。 |
担当者写真 |
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施工手順
手順①. 下地処理~プライマー
手順②. 下塗り
【光コーティングの解説】カラートップPに硅砂を混ぜて塗布します。コンクリートの凹みに充填されます。
手順③. 下塗り2
【光コーティングの解説】上と同じ作業を繰り返し、凹部を平滑化していきます。
手順④. 上塗り1
【光コーティングの解説】砂を入れずに上塗りします。
手順⑤. 上塗り2
【光コーティングの解説】最後の上塗りです。夏場だと1時間で乾燥します。
【光コーティングの解説】既設の水性アクリル樹脂塗床の改修です。ポリッシャーで研磨し、密着性を高めたうえでプライマーを塗布します。