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【東京都大田区大井ふ頭の倉庫塗床(床塗装)補修工事】
1.倉庫の床として困ったこと
食品を扱う倉庫の床にクラックが入っていたが、そのまま使用。
次第に大きく欠損を生じ段差になりフォークリフトの走行時に揺れるようになった。積み荷が崩れたり、また走行時の安全性上も問題になってきました。
また、クラックが大きくなると、そこからホコリも発生します。
補修しようにも、週に1日しか休みがないのであきらめていた。
2.解決できますよ
倉庫床を短時間で補修可能です。MMA樹脂系塗床材を使用すれば工事時間を短縮できます。
但し、硬化があまりにも速いため、取り扱いになれていないと失敗します。 材料を撹拌してから、10分以内に塗りきるくらいの速度が必要になります。また、室温や床の温度も測定し硬化剤を微調整して施工します。
低臭タイプも用意されているため、締め切りの低温倉庫でも施工可能です。概ねマイナス20℃くらいまでは硬化します。
まとめ
食品関係の商品を保管する倉庫は特に、衛生環境を重視します。ひと昔前の工事業者は工事することだけを考えがちで、ホコリ出し放題の時代もありました。今でもそのような業者さんもおられるようですが。
ホコリが出ないような機械を使用し、かつ養生をしっかりして施工することが大切です。また、臭気の問題や時間の問題など工事以前に、事前に条件をすべてクリアしておくことが大切です。
参考動画を用意しました。床クラック(ひび割れ)・段差補修編
倉庫の現状復旧工事編
施工内容 | 倉庫床の塗床(床塗装)補修工事 |
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建築形態 | 冷蔵倉庫 |
施工地域 | 東京都大田区大井ふ頭 |
工期 | 1日 |
施主 | 倉庫 |
お問合せの種類 | ご紹介 |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 倉庫にはカラクリートやフェロコンなど硬質着色床と呼ばれる硬いセメント系床材が使用されていることが多いです。その上に塗床を塗布してもすぐに剥離してしまいます。塗装屋さんに工事を頼むとすぐに剥離してしまうのはこのためです。光コーティングでは、塗床を強力に密着させることのできる下地処理機械を多数保有しております。 |
担当者写真 |
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施工手順
手順①. 下地処理
手順②. 脆弱部を剥がし、研磨
【光コーティングの解説】もろい部分は全部剥がし、強靭な部分には足つきを良くするために研磨をしました。
手順④. 中塗り後、上塗り
【光コーティングの解説】中塗り硬化後に上塗りをかけて完成。約1時間後にフォークリフトの走行が可能です。
【光コーティングの解説】周囲にカッターで切り込みを入れ施工しない部分との縁を切ります。