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【東京都町田市のスーパーベーカリー作業室床塗装(塗床)剥離補修工事】
いつもは弊社で工事させて頂いていたお客様ですが、今回は小規模改修工事の為、出入りの防水屋さんで工事したそうです。
早期に剥離し、補修してもらったが今度は硬化不良を起こし、所長から泣きつかれて、弊社で剥離補修することになった現場です。
1.現地調査にて
ベーカリー作業室の塗床が10か所くらい浮いていました。よく見るとしわが寄っていて、指で押すと粘土のように動きます。これは、硬化不良かシンナー希釈をしすぎた時によく起こります。
2.補修条件
スーパーマーケットの為、閉店後の作業になります。22:00に初めて翌日8:00には歩行したいとの希望がありました。
それまでに、補修を終えて、かつ硬化完了し歩行が可能なまでにしなければなりません。
また、エポキシ樹脂塗床(ケミクリートE)は多少の溶剤臭気がしますので、小麦粉やパンなどの食材は匂い移りを防止するために完全にパックしたうえで他の部屋に保管していただくことになります。
パンは多孔質の為(穴がいっぱい空いている)臭気が移りやすいのです。
3.補修材料
今回は、ケミクリートE(エポキシ樹脂)の速硬化剤をしようして硬化速度を速めた施工をしました。歩行開始時間から逆算して予定を立てるのがミソです。
現調の際に室温を確かめて計画を立てるので、現場の工事はスムースに運びます。
まとめ
スーパーマーケットや店舗の塗床補修は夜間や休日に行いますが、予めお店の終わる時刻と仕込みの開始時刻を調査し、計画を立てます。
その時に、工事は完了していても、シンナー臭が残っていたり、調理機器がほこりをかぶっていたり、電源のブレーカーが落ちていたりしないように気を付けて施工します。
店舗の改修工事にはそれなりのノウハウが必要となります。
施工内容 | ベーカリー作業室塗床剥離補修工事 |
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建築形態 | スーパーマーケット |
施工地域 | 東京都町田市 |
工期 | 1日 |
施主 | スーパーマーケット |
お問合せの種類 | ご紹介 |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 今回は塗床工事を専門業者でない、防水屋さんに発注したために起きた施工不良のブログとなりました。 やはり、餅は餅屋だといえます。 |
担当者写真 |
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施工手順
手順①. 下地処理
手順②. 下地処理
【光コーティングの解説】同じようにプライマーを入れます。
手順③. エポキシパテを入れてから上塗りします。
【光コーティングの解説】ケミクリートEをきれいに上塗りしました。
手順④. 上塗り完了
【光コーティングの解説】速硬化剤を配合したので、約4時間で硬化します。
【光コーティングの解説】浮き部分を剥がし、周囲をきりのいいところまで研磨します。その後プライマーを塗布。