|
【 埼玉県越谷市の自動車整備工場|コンクリート床に塗床(床塗装)工事:ケミクリートEPカラー】
1.お客様は?
埼玉県越谷市内で自動車整備工場を経営されているお客様が、新規に工場を建てられました。塗床(床塗装)を検討するにあたり、塗床はどのような種類があってそれぞれどう違うのか、また、大まかな価格を知りたいということでお問い合わせをいただきました。
2.塗床(床塗装)の種類
大まかに分けると、塗床(床塗装)で適しているものは、厚膜タイプと薄膜タイプの2種類になります。
厚膜タイプは2mm厚程度で、金ゴテで塗り広げるようにして施工します。薄膜タイプは0.3㎜程度の厚さで、ローラーバケで塗装します。
厚膜タイプは衝撃に強く、硬くて重いものを誤って落としてしまったときにもコンクリートの破壊を防ぎます。
薄膜タイプは衝撃はコンクリートに直に伝わるために破壊は防げませんが、最低限、整備工場として機能して欲しい、ホコリの発生を防ぎ、オイルのコンクリートへの浸透を防止します。
3.見た目の違い
厚膜タイプは厚さが2㎜程度のものを使用するのが普通ですが、金ゴテで施工するために、ツヤツヤでフラットになり、大変美しい仕上がりとなります。
薄膜タイプは厚さが0.2~0.3㎜程度と薄いので、コンクリートの押さえの精度ど同等の仕上がりです。コンクリート表面がキレイであればきれいに仕上がり、凸凹がある場合は、凸凹がわかる仕上がりとなります。それでも、コンクリート素地と比べると大変美しく仕上がります。
凸凹も下地処理時にパテ処理を別途追加することで、ある程度軽減することも可能です。
薄膜でも機能は満たしているといえますが、お客様から整備工場が見える場合や、見せたい場合は厚膜の塗床(床塗装)を使用する場合もあります。
大手自動車ディーラーは全て厚膜で施工しています。ちなみに、私の知る限りでは、バイク屋さんや2りんかんなどは薄膜タイプの塗床(床塗装)がほとんどのように思います。
よろしければ参考動画をご覧ください。
施工内容 | 自動車整備工場のコンクリート床に塗床(床塗装)工事 |
---|---|
建築形態 | 自動車整備工場 |
施工地域 | 埼玉県越谷市 |
工期 | 1日 |
施主 | 自動車整備工場のオーナー様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトより |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | WEBサイトからでもお電話でも塗床に関する疑問や概算の価格などお答えいたします。ご使用方法や使用される薬品、製造される製品などをお聞きすればどのような製品が適しているかなどのスペック決めや改修方法、最短の時間で施工するご提案などをすることも可能です。お客様が喜ぶまで頑張ります。 |
担当者写真 |
|
施工手順
手順①. 下地処理
手順②. 下地処理:研磨の状況の確認
【光コーティングの解説】ポリッシャーに研磨紙を付けて、コンクリート床を研磨すると、写真のように表面を覆っている弱い層が取れます。こんなに多く取れます。
手順③. 下地処理 目地部分
【光コーティングの解説】目地部分に被ったコンクリートのカスをスクレーバーで除去しているところです。目地の上を塗装すると剥離しやすいので、今回は塗らないことになりました。
手順④. 清掃
【光コーティングの解説】電気掃除機でホコリを丁寧に吸い取ります。
手順⑤. 段差の修正
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂パテでコンクリートの打ち継ぎ段差やキズを平滑化しているところです。
手順⑥. 塗床(床塗装)1回目
【光コーティングの解説】ケミクリートEPカラーの下塗りを塗布しているところです。
手順⑦. 巾木の仕上げ
【光コーティングの解説】巾木部分にEPカラーを塗布しているところです。
手順⑧. 塗床(床塗装)2回目
【光コーティングの解説】ケミクリートEPカラーの仕上げ塗り施工中です。
手順⑨. 完成
【光コーティングの解説】仕上がりの画像です。これでコンクリートからのホコリの発生を防ぎかつ、エンジンオイルの浸み込みも防止できる床になりました。
【光コーティングの解説】ポリッシャーでコンクリート床表面を研磨しているところです。コンクリート表面はもろくて弱い層が必ずあります。研磨してから施工しないと剥離することがあります。特に今回は自動車が出入りしますので、剥離することは許されません。