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【埼玉県戸田市のガレージハウスコンクリート床に塗床(床塗装)工事:ケミクリートEペースト防滑工法を施工】
1.塗床施工の狙い
ガレージハウスの新築工事で打設されたコンクリート床の色がムラに見えるということで、塗床(床塗装)工事を行って均一にしたいということで施工に至りました。
駐車場の床コンクリート床は色ムラに仕上がることは結構多くあります。ある程度、当たり前といえば当たり前なのですが、お客様としては気になることの一つのようです。
今までも、ガレージハウスのお客様始め、個人邸のオーナー様よりご相談を受けることがちょくちょくあります。
コンクリート床はその日の天候や風とおし、気温、湿度などにより様々な顔を見せます。なかなか、均一にならないのも正直な話です。
でも、お客様はよくご存じないので、納得のいかない方が多いです。
2.どのような塗床(床塗装)を施工するか?
塗床材(床塗装材)と言っても、薄膜と厚膜、さらに内部用と外部用とに分けられます。
内部用で最も一般的なものが、エポキシ樹脂系塗床材と呼ばれるもので、薄膜でケミクリートEPカラー、厚膜でケミクリートEなどが有名です。
他にも各社沢山の銘柄が発売されています。
薄膜は、ホコリ止めとオイルのコンクリート床への浸透を防止し、カラフルにガレージを演出することが可能です。厚膜はその機能に耐久性と高級感をプラスしたものと考えてよいでしょう。
ここまでくると、個人邸に施工する場合は、趣味的な要素も絡んでくるので、丁度車好きの方やバイク好きの方が高額でも社外品のマフラーに交換するようにかなり趣味性が高くなってくると思います。
この厚膜になると、自動車ディーラーとほぼ同等の品質になります。
更に、陽が当たる、屋根がないなどとなると、トップコート(上塗り)に耐候性の良い(紫外線で退色しにくい)アクリルウレタン系の塗料をプラスしたりします。
3.塗床(床塗装)をすると変わる印象
ムラに見えていたコンクリート床も、塗床(床塗装)をすると、一変します。床の色が統一されてきれいな一色になります。また、ツヤが出て高級感がでます。
ホコリっぽかったガレージもホコリが出なくなります。また、自動車やバイクのオイルも浸み込まなくなりますので、整備される場合にも都合が良いです。
ガレージハウスとしては、魅力が増すのではないかと思います。
参考の動画用意しました。
施工内容 | ガレージハウスのコンクリートに塗床(床塗装)しました。 |
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建築形態 | ガレージハウス |
施工地域 | 埼玉県戸田市 |
工期 | 3日間 |
施主 | ガレージハウスオーナー様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトより |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 個人邸やガレージハウス、その他ハウスメーカ様より、よく似た工事依頼が多く来ています。 豊富な経験と写真でどのように変わるかをご説明いたしますので、御用の方はお問い合わせください。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
コンクリートがムラに見える写真です。コンクリートがまだよく乾いていない状態で見ているので直さらムラに感じられてしまいます。この時期にムラが気になるといわれることが極めて多いです。 |
施工手順
手順①. 下地処理
手順②. 下塗り
【光コーティングの解説】エポキシプライマーを塗布します。
手順③. 巾木の塗装
【光コーティングの解説】エポキシの巾木用塗料を塗布します。後で凸凹部分をパテ処理します。
手順④. 中塗り
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂に硅砂を加えたものを金鏝で塗布します。この段階でコンクリートのコテ筋や、色ムラが解消しているのが確認できます。
手順⑤. 上塗り+防滑骨材
【光コーティングの解説】上塗り直後追っかけで乾かないうちに、防滑硅砂を散布します。
手順⑥. 完成
【光コーティングの解説】上エポキシの上塗りをかけて完成です。
【光コーティングの解説】コンクリート下地をポリッシャーで研磨します。幾分コテの筋を消すのと、コンクリートとの密着をよくするために行います。