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【神奈川県横浜市の集会所通路・外階段に防滑床塗装(塗床)を施工:ケミクリートE】
1.施工前の状態
相当前に施工された塗床材は、年月を経て劣化・剥離・摩耗が進行していました。
紫外線による劣化・風雨によるもの・歩行によるもの・衝撃によるもの等々が重なってボロボロになっていました。
2.滑り止め効果の復活
今回施工した材料・工法は、ケミクリートE防滑工法 厚さは1mmです。
欲を言えば、下地コンクリートの凸凹が大きかったので、2mm程度のものを施工することが望ましいと考えますが、仕様が決まっていたので1mmでの施工となりました。
また、保護塗料として紫外線による劣化を防止する、アクリルウレタン塗料もオプションとして塗れば更に長持ちしたと思います。
3.滑りに関して
集会所は老人から子供さんまで、幅広い年齢層の方がご利用になられるので、滑り止めの床塗装を施工することは大変良いことと言えます。
子供さんはどうしても走りますし、ご高齢の方は少しでも滑るとそのまま転倒しがちです。
雨の日は、それはそれで、誰でも滑りますので、キレイにしながら滑り止めの施工をするのはとても良いことと思います。
施工内容 | 集会所通路・外階段滑り止め床塗装(塗床)工事 |
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建築形態 | 集会所 |
施工地域 | 神奈川県横浜市 |
工期 | 2日間 |
施主 | 市町村 |
お問合せの種類 | 紹介 |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 集会所の通路・外階段の滑り止め床塗装(塗床)をリニューアルしました。すり減ってツルツル、ボロボロの床がキレイになり、滑らなくなりました。 |
担当者写真 |
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施工手順
手順①. 下地処理
手順②. プライマー塗布
【光コーティングの解説】プライマーは下地と塗床(床塗装)の密着性を向上させる接着剤の役割を果たします。
手順③. 下地処理
【光コーティングの解説】コンクリート下地の凹部に、エポキシ樹脂でパテをしました。パテで平滑化してから塗りませんと段差が目立つ仕上がりになります。
手順④. 下塗り+防滑用骨材(硅砂)散布
【光コーティングの解説】ケミクリートEを塗布し、硬化しないうちに5号硅砂を散布しました。
手順⑤. 上塗り
【光コーティングの解説】ケミクリートEの上塗りをかけて完了です。外部ですので、欲を言えばこの上にもう一度トップコートとして日焼け止め(紫外線による退色を防止する)塗料を塗るとなおいいのですが。
【光コーティングの解説】既設の床塗装塗膜の脆弱部分を研磨除去。その他密着の強いところは研磨しています。