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【埼玉県越谷市「菓子工房タナカ」(洋菓子店)様ケーキ工場掃除が楽な床塗装(塗床)に塗替え工事】
1.洋菓子店にとって最高の床塗装(塗床)とは?
床塗装(塗床)工事は、洋菓子店にお越しになるお客様が気持ちよくいられる空間を、オーナー様と一緒に創る仕事でもあると思います。
お客様に夢の洋菓子を提供する際に、自分ではできない部
分をお手伝いすることが全てです。
ケーキに「夢」や「アート」「かわいらしさ」「自分への
ご褒美」「夫婦喧嘩和解のきっかけ」「よろこばれる
お土産」など様々な目的があってお買い求めるのだと思い
ます。
また、ご自分へのご褒美の場合は、めったに食べられない
けれど、食べたら幸せという「非日常性」を求めて、お店
にいらしているのではないでしょうか?
ケーキ選びの際に、偶然見える工場の床もツルツル・ピカ
ピカ、光沢があって美しいのも、お客様へのおもてなしの
一つになるのではないかと思います。
私は、チョコレートケーキの美しいコーティングを見る度
に、私たちの想像もできない地道な努力が積み重なって出
来ているんだろうなと一人感動しています。
2.洋菓子店の清潔で気持ちの良い床塗装(塗床)を実現するために光コーティングが出来ること
記事を書いている私は、職人ではないので技術はありませ
んが、職人さんにその現場で何を作り、販売するのかなど
を詳しく伝えることにしています。
職人さんも本来「職人気質」ですから、具体的イメージを
持って施工してもらえば、ひと手間余分に加えてくれた
り、普段よりきれいにしようとしてくれたりします。
お店がオープンして、お客様が笑顔で並んでいる時情景を
思い浮かべて施工すると、良い床塗装にならないはずはあ
りません。
お客様に喜んでいただけるお店づくりに参加出来ること
は、幸せな事です。
施工内容 | 洋菓子(ケーキ屋さん)店舗・工場床塗装(塗床)施工 |
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建築形態 | 一戸建てのケーキ屋さん |
施工地域 | 埼玉県越谷市増林 |
工期 | 3日間 |
施主 | 洋菓子(ケーキ)店舗オーナー様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトより |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 工場や店舗などの経営者様や職人さんに直接意見を聞けることは、弊社にとってこの上ない喜びです。工務店やゼネコンの下請けでいたら、本当のお客様の願いが届かないからです。その意味で、お聴きした意見や希望などは必ず次のお客様に生かされるよう努力していますので、忌憚のないご意見・ご希望・他社で施工した場合の不具合状況などお教えいただければ幸いです。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
水性硬質ウレタンを施工したありました。夏場の温度が高い時の施工なので、塗り継ぎが間に合わなくて、凸凹の段差があります。 |
小さな穴もあります。ケーキ工場では、小麦粉が詰まってしまうでしょう。 |
このような個所もありました。 |
施工手順
手順①. 研磨
手順②. プライマー
【光コーティングの解説】プライマー塗布しました。下地に穴が多数の為、仕上げにも影響しそうな予感です。
手順③. しごき塗り
【光コーティングの解説】工程にはないのですが、下地に穴が多数あるために、貫通穴が開かないようにエポキシ樹脂パテで全面をしごき塗りして見えない穴も埋めていきます。
手順④. 中塗り
【光コーティングの解説】中塗りを金ゴテで塗布した直後の画像です
手順⑤. 中塗り硬化後にピンホール、泡抜け跡発生
【光コーティングの解説】やはり予想通り、見えない穴から空気が出て気泡となりました。
手順⑥. 気泡を削る
【光コーティングの解説】気泡を削ってパテ処理をして塗料を充填します
手順⑦. 気泡処理のパテ
【光コーティングの解説】パテの跡が見えます
手順⑧. 上塗り
【光コーティングの解説】ケミクリートEを金ゴテで上塗り中です。
手順⑨. 仕上がり
【光コーティングの解説】仕上げ直後の様子 仕上げ色は #1633
【光コーティングの解説】ダイヤモンドの刃を付けた、集塵機付きサンダー(ダイヤカップと呼ばれる)で研磨します。同時にコテムラ(段差)もなるべく平らに削ります。