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【神奈川県川崎市の個人邸ガレージ(駐車場)|床塗装(塗床)工事:ケミクリートEPカラー】
1.お客様のご要望は?
新築個人住宅を建てたばかりのお客様。1Fに素敵なガレージ(駐車場)をつくりたいと考えておられたそうです。
床はコンクリートのままでしたが、車を入れるようになってから床塗装(塗床)を施工するとオイル染み等がついてからの塗装になるので、先に塗装したいということでした。
キレイになって、かつオイル交換時にオイルがコンクリートに染み込まないことを基準に床塗装のグレードを決定しました。
2.使用した材料
材料は床用として、アクリル樹脂・ウレタン樹脂・エポキシ樹脂などがあり、順番が後ろに行くにつれて性能が良くなります。
アクリル樹脂は強度が弱いので使用しないほうが良いです。(ホームセンターでは、この種が売られています。)
いや、この種しか売っていませんので、注意してください。車をいれるとすぐ剥離します。
ウレタン樹脂はまあそこそこ。やっぱりエポキシ樹脂が良いです!
厚膜と薄膜がありますが、オイルの染み込みに目的を絞れば、案外安くてキレイな床塗装(塗床)が施工可能です。
エポキシ樹脂の床塗装は、コンクリートも保護しますので、すり減りも起こりにくいです。
今回は、床塗装業界ナンバー1の高級材料を製造している、株式会社エービーシー商会製の「ケミクリートEPカラー」を使用しました。色番号は#1420 ライトグレーです。
3.メンテナンスの仕方
普段は掃除機やほうきでの清掃や水拭き、水洗いで清掃します。
油汚れは早めにふき取り、中性洗剤を塗布しデッキブラシで洗うことも可能です。
溶剤(パーツクリーナー)などを使用するとツヤ引けする可能性があります。
汚れてきたり、すり減ってきたら上から再塗装が可能です。
ガレージ床塗装(某偉人塗装)の動画を用意しました。ご参考にどうぞ。
オイル染みや汚れ防止
ひび割れ(クラック)を消しながら床塗装も出来ます。
ガレージ床塗装した方が良い人・理由
施工内容 | 個人邸ガレージ(駐車場)(カーポート)コンクリート床塗装(塗床)工事 |
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建築形態 | 個人邸 |
施工地域 | 神奈川県川崎市多摩区 |
工期 | 1日 |
施主 | 個人邸のお客様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトよりお問い合わせ |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | お客様のコンクリート床に、専門業者による高級床塗装の施工で、ガレージ(駐車場)を整備工場のようにできます。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
新築戸建て住宅の1Fにつくられた整備条件ガレージ。遠景画像です。 |
巾木のコンクリートの状態 一部に穴が多数空いているのが確認されます。 |
施工手順
手順①. コンクリート床研磨
手順②. ポリッシャー研磨後
【光コーティングの解説】コンクリートの表層にあったレイタンスが取れているのが画像で確認できます。接着を阻害するものが除去できました。
手順③. パテ処理
【光コーティングの解説】穴を埋めるために、エポキシ樹脂パテでシゴキ塗りしています。
手順④. 下塗り
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂床塗装(ケミクリートEPカラー)の下塗り施工中です。
手順⑤. 下塗り中にクラックを発見
【光コーティングの解説】下塗りする前には見えなかった小さなクラックが見えるようになりました。乾いてからまた、パテします。
手順⑥. 床の下塗り
【光コーティングの解説】ローラー刷毛でEPカラーの下塗りを塗布します。
手順⑦. 上塗り
【光コーティングの解説】EPカラーの上塗りを均一に塗布しています。
手順⑧. 完成
【光コーティングの解説】ケミクリートEPカラー(エポキシ樹脂床塗装)の施工が完了しました。これで、オイルの染み込まないガレージの完成です。
【光コーティングの解説】コンクリート表面の汚れや、弱い部分にポリッシャーを掛けて研磨し、除去したのちにプライマーを塗布します。プライマーはコンクリートに刺さる様に浸み込み根っこを張ります。