【山梨県北杜市のガソリンスタンド整備工場|床塗装(塗床):ケミクリートE】
1.ガソリンスタンドのリフト室
ガソリンスタンドにはちょっとした整備工場がついています。
オイル交換をしたり、タイヤ交換したり、ワイパーのゴムを取り替えたりした人も多いことと思います。
オイル交換でこぼれたオイルがコンクリートに浸み込むのを防止するためには床塗装(塗床)でコンクリートの保護をします。
今回の工場は、コンクリート素地のままでしたので、改修工事で床塗装(塗床)を施工することになりました。
一般的には、万能型のエポキシ樹脂床塗装(塗床)材を使用するのが定番となっています。
今回は、ケミクリートEを使用しました。
ケミクリートEは日本で最も高評価の床塗装(塗床)材として認知されています。
2.リフト室に施工された床塗装(塗床)材がもたらすメリット
コーティングで塗膜をつくってオイル浸みを防止するとともに、コンクリートからのホコリの発生を防ぐ機能が備わります。
オイルやワックスなど、薬品を使用する場合にコンクリートの耐薬品性を向上させるのに一役買っています。
床塗装(塗床)材には石油由来原料である、合成樹脂の持つ耐薬品性・耐酸性があります。
また、耐薬品性のみならず、防滑にしたり、フラットにして掃除をしやすくすることもできます。また、作業の環境面からは、工場をカラフル、キレイに演出します。
3.その他の機能
上で述べた機能に加えてコンクリートの4倍の圧縮強度があり、コンクリートのままの場合と比べると耐久性が格段に向上します。
コンクリートの保護のために床塗装(塗床)工事は書くことのできないお勧めの工事です。
施工内容 | ガソリンスタンドリフト室床塗装(塗床)工事 |
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建築形態 | ガソリンスタンド |
施工地域 | 山梨県北杜市 |
工期 | 2日間 |
施主 | ガソリンスタンドオーナー様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトより |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | ガソリンスタンドのリフト室には、たいてい床塗装(専門的には塗)が塗装されています。 未塗装のコンクリート床にオイルが浸み込んでいても塗装可能です。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
コンクリート素地のままのガソリンスタンドリフト室。クラック(ひび割れのこと)があります。また、オイルの浸み込みで黒っぽく見えます。 |
よく見ると細かいひび割れが多数あります。小さな穴も見えます。 |
施工手順
手順①. 床研磨
手順②. 壁際の研磨
【光コーティングの解説】狭いところはハンディタイプのダイヤ研磨をします。
手順③. 研磨したコンクリート
【光コーティングの解説】ダイヤ研磨したコンクリート表面には無数の傷がつきます。この傷が多いほど床塗装(塗床)材がしっかりと密着します。
手順④. プライマー
【光コーティングの解説】無色透明の下塗り材をプライマーと呼びます。
手順⑤. 中塗り
【光コーティングの解説】ケミクリートEの中塗りを金ゴテで施工します。
手順⑥. 上塗り前の下地調整
【光コーティングの解説】上塗り前に凸凹にパテを打ってフラットにする作業です。
手順⑦. 上塗り
【光コーティングの解説】ケミクリートEの上塗りを均一な塗布量で塗付けます。
手順⑧. 完成
【光コーティングの解説】金ゴテで施工されたケミクリートEは鏡のような美しい輝きに仕上がります。
【光コーティングの解説】床塗装(塗床)専門業者しかもっていない特殊な機械でコンクリート表層を研磨します。ダイヤモンドの刃がついた機械を使用するので、ダイヤ研磨と呼ばれたりもします。