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【東京都立川市の工場|エポキシ塗床を静電気防止タイプに塗替:ケミコンダクトS-10】
1.エポキシ塗床を静電気防止(帯電防止)塗床に塗替
電子機器工場で現在使用中のエポキシ樹脂塗床材が、
帯電(静電気を帯びること)して支障がでるので、静電気
防止塗床に塗替えました。
既に、強度のあるエポキシ塗床が施工されている床に土日
の2日間で帯電防止塗床に塗替え工事を行いました。
2.エポキシ塗床と静電気
エポキシ塗床は、石油由来原料のため、ある種プラスチッ
クと同じです。
プラスチックが帯電することは多くの人の知るところで
す。
従って、人が歩行したり、擦れたり、物を置いたり、持ち
上げたりする際に帯電します。
エポキシ塗床から静電気防止のエポキシ塗床に塗替えると
次のメリットが得られます。
●手指の電撃ショックを防止
●機械の誤動作防止
●電子部品の破損防止
●ホコリの付着防止
●クリンルームのクリン度を上げる
●引火・爆発の防止
加えて帯電防止塗床は、エポキシ塗床の持つ耐摩耗性や
耐薬品性、耐荷重性、防塵性などの性能も併せ持っていま
す。
3.帯電防止塗床の施工精度
帯電防止塗床材は、まず、帯電防止プライマー(導電粉末
の入った下塗り)の塗布量を一定量かつ均一に塗布する
必要があります。
また、上塗りも決められた量より少なくても多くても電気
の流れに支障を来す、大変技術のいる工事です。
施工内容 | 電子機器工場のエポキシ帯電防止塗床施工 |
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建築形態 | 工場 |
施工地域 | 東京都立川市 |
工期 | 土日の2日間 |
施主 | 工場オーナー様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトより |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 帯電防止塗床への塗かえは、専門知識が必要です。 現地調査やお見積りは無料です。 親切・丁寧にわかるまでご説明させていただきます。 |
担当者写真 |
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施工手順
手順①. 施工前
手順②. 床研磨
【光コーティングの解説】エポキシ塗床の表面をポリッシャーで研磨します。帯電防止塗床の密着をよくするために行います。
手順③. 帯電防止プライマー塗布
【光コーティングの解説】導電粉末入りの特殊プライマーを塗布しています。定められた塗布量と均一さに注意して塗布します。
手順④. 帯電防止塗床上塗り
【光コーティングの解説】ケミコンダクトS-10上塗りを均一な塗布量をチェックしながら塗り広げます。
手順⑤. 完成
【光コーティングの解説】ケミコンダクトS-10の上塗りが完了しました。1週間くらい経過すると静電気の流れる値が安定してきます。
【光コーティングの解説】施工前の画像です。