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【神奈川県の食品工場|熱水で剥離のエポキシ床塗装(塗床)の補修方法】
1.熱水のかかる床に施工したエポキシ床塗装(塗床)の剥離
エポキシ樹脂床塗装(塗床)材は熱水が直接かかるエリアやスチーム洗浄は苦手です。
耐熱温度が60℃くらいですから、100℃の熱水や120℃のスチーム洗浄では塗膜が軟化して剥離します。
下記の画像は食品工場で、耐熱床塗装(水性硬質ウレタン系床塗装)を使用すべきところをエポキシ樹脂系床塗装で補修して剥離した画像です。
冷蔵庫の前で物を落としたり、衝撃がかかった可能性があります。茶色いさび色は常時湿気のある状態を示しています。
床塗装の剥離部分に水が浸透して水が塗膜の裏に回り剥がれが進行します。
2.正しい補修方法
食品工場のような過酷な条件の床に床塗装(塗床)を施工する場合は、必ず「水性硬質ウレタン」の床塗装をすべきです。
かなり強い口調で申しましたが、どんなに良い施工をしても材質的に熱水や強い衝撃には耐えられません。
耐久性床塗装(塗床)として販売されていますが、食品工場だけは使用しないでください。
一方で、正しい補修方法の一例(画像)も載せておきます。
回転釜直下の床は、90℃くらいの熱水が飛び跳ねて最も痛みの激しい箇所です。
水性硬質ウレタン系床塗装(塗床)材:タフクリートMH(株式会社エービーシー商会製)を使用しておけば安心が出来ます。
現時点で最も性能が高く信頼のおける材料です。
(有)光コーティングは株式会社エービーシー商会の正規代理店です。
施工内容 | 食品工場床塗装(塗床)補修 |
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建築形態 | 食品工場 |
施工地域 | 神奈川県川崎市多摩区 |
工期 | 1日 |
施主 | |
お問合せの種類 | |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 食品工場の他、精密機器工場、製薬工場、野菜工場、倉庫、店舗、厨房様々な場面ごとに最適な床塗装は異なります。使い方や耐久性条件の種類が異なるからです。床塗装して実験するわけにはいかないわけですから、失敗しない買い物をして下さい。 |
担当者写真 |
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