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【千葉県大網白里市|バイク用ガレージのコンクリートの湿気を遮断する目的で床塗装(塗床)工事】
1.バイクガレージが湿気でお困り
バイクを新規購入予定のお客様からのご相談は、バイク用ガレージ内のじめじめ湿気の解消です。
盗難防止と車体保護のためのガレージですが、いつもジメジメ湿気ている感じで不安そうな様子。
湿気は隣の土の花壇からくるのか、コンクリートの下から湧き上がってくるのかよくわからない状況です。
念願適って手に入れた、レアな旧車をガレージの中で錆びさせたくないということでした。
そこで、バイクが届く前にどうしても湿気を止めておきたいということがお客様の解決したい問題でした。
2.床塗装で湿気を遮断する
家屋を建てるときには必ずコンクリートの下に、防湿フィルムと呼ばれるビニールを敷きます。土中から上がってくる湿気を遮断する必要があるからです。
しかし、お客様のバイク用ガレージは物置を駐車場に置いただけのガレージのため、防湿フィルムが設置されていません。
なので、湿気はコンクリートの上がってくるのは当然といえば当然なのかもしれません。
どちらかというと、施工業者としては、湿気上昇による床塗装の剥離リスクがあり、やりたがらない工事なのかもしれません。
3.湿気が上がらないように工夫
㊙の方策を取り、湿気が上がらないように床塗装しました。コンクリートの毛細管(小さな穴)をふさぐ方法を取り、水の移動を防止したものです。
100%効果があるかどうか未だわかりませんが、経過観察をしていきたいと思います。
床塗装を施工しながら防湿もできるという結果が確認されれば、お客様にとってもメリット。
弊社にとっても「床塗装で湿気を抑えられる」という経験が得られるので両者ともハッピーです。
ガレージ床塗装の動画を用意してみました。参考になれば幸いです。
施工内容 | 個人邸のバイクガレージ |
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建築形態 | 個人邸 |
施工地域 | 千葉県大網白里市 |
工期 | 1日 |
施主 | 個人邸のお客様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトより |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | ドライヤーで湿気をかわかしながら、施工しました。コンクリートに床塗装することで湿気が収まることを祈りつつ床塗装致しました。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
湿気を帯びたガレージ内の床と立上り |
湿気た立上りと床面 |
施工手順
手順①. 研磨
手順②. プライマー
【光コーティングの解説】プライマーを塗布しました。プライマーは接着剤のような役割をするいわゆる「下塗り」を指します。
手順③. 再度プライマー
【光コーティングの解説】プライマーの吸い込みが激しいので2回塗布しました。
手順④. 防塵塗装下塗り
【光コーティングの解説】ケミクリートEPカラー下塗り
手順⑤. 上塗り
【光コーティングの解説】ケミクリートEPカラーの上塗り
手順⑥. アクリルウレタン保護コート
【光コーティングの解説】紫外線で変色しないようトップコートを塗りました。この工程を入れるとより美しさが長持ちします。普通は外部に使用しますが、ぜいたくにも内部に使用しています。
手順⑦. 完成
【光コーティングの解説】ケミクリートEPカラーは通常2回塗りですが、今回は職人さんが頑張ってくれて、プライマー2回、ケミクリートEPカラー2回、さらにトップコートを1回。合計5回も塗ってくれました。2日間乾燥させて車を入れます。
【光コーティングの解説】コンクリート床をポリッシャー研磨しました。立上りはドライヤーを使用して出来るだけ乾燥させます。