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【栃木県日光市の大沢屋製菓様パン工場|古いコンクリート床を床塗装でフラット化:ケミクリートE】
1.米飯の工場から一部パン工場床に変更
パン工場にするために床塗装を塗り替えました。
パンの製造機器を入れる前に、凸凹だった床を直し、不要になった側溝を埋めて床塗装でさらにスムースにし、パン工場にふさわしい、フラットな床に塗り替える工事です。
2.床塗装でできること
パン工場は小麦粉が床にこぼれるので、凸凹があるとうまく清掃ができなくて困ってしまいます。段差に粉が入ってしまうからです。
床塗装でフラット・スムースにすることで、毎日の掃除機掛けなどが楽になります。粉は毎日落ちるので、清掃が楽になることはとてもパン工場様にとってメリットになります。
清掃にかけていた労力が減る分、製造に時間を使うことが可能になります。また、他のメリットとして、
- コンクリートの摩耗によるホコリが出ない。
- コンクリートを床塗装の塗膜を衝撃から守る
- 食品カスが浸み込まないので、悪臭の発生がない
- 耐水性がある
- 汚れがふき取り易い
- デッキブラシでの洗浄にも耐える
- 耐酸性がある
- 保健所にも認められやすい
- 好きな色にカラーリングが可能
- 色分けすれば、ゾーニングが可能
- お客様から見える場合、衛生
- 的に見映えがする
様々なメリットを享受することが出来ます。
3.まとめ
従業員の方もきれいな工場で、気持ちよくパン作りに専念できることと思います。
お取引様の工場視察・お客様の見学時に、床がきれいに塗装されていて、かつ剥がれや傷のない床塗装は美しく、衛生的に見えます。
「百聞は一見に如かず」キレイに整備された工場を見るだけで取引先としてふさわしいことが認識されることでしょう。
このように外へ向けては積極的アピールにもなる床塗装。内へ向けては清掃性向上・従業員のやる気向上・色分けによる効率性向上など床塗装するだけでこんなにも多くのことが良い方向に「変わります」
ケミクリートEの施工動画をご覧ください。
施工内容 | パン工場の凸凹を床塗装でフラット化 |
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建築形態 | 工場 |
施工地域 | 栃木県日光市 |
工期 | 2日間 |
施主 | パン工場オーナー様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトより |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 気軽にお問合せ頂けるだけで、工場の質が良くなるご提案。床塗装の知識だけでなく、パン工場を知らないと適切なアドバイスは出来ないはずです。工務店に依頼するよりも確実でかつ、安くなるはずです。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
工場床の全景。ツヤがないので映像ではわかりにくいがかなり凸凹がある。 |
床塗装に剥離が見られる。ベージュ色の部分が床塗装の塗膜が残っている部分。 |
左隅にわずかに見える溝は不要になるため、モルタルで埋めます。 |
アンカーの跡とひび割れ(クラック)があります。 |
施工手順
手順①. 研磨
手順②. 狭いところの研磨
【光コーティングの解説】研磨機の入らない、四隅や壁際も、ハンディタイプの研磨機で残すことなく研磨します。研磨機はすべて集塵機に直結しておりホコリが出ません。
手順③. 清掃
【光コーティングの解説】電気掃除機でホコリとごみを吸い取ります。
手順④. プライマー塗布
【光コーティングの解説】プライマーは床塗装のかなめ。研磨とともに床塗装の密着に欠かせない、重要な工程です。
手順⑤. プライマー塗装完了
【光コーティングの解説】プライマーの乾燥待ちになります。乾き次第中塗りに入ります。
手順⑥. 中塗り
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂に硅砂をいれて、衝撃に強い床塗装にする工程です。エポキシ樹脂と硅砂で強度を増大させることが出来ます。
手順⑦. 中塗り
【光コーティングの解説】床塗装は専門用語で「塗床」と呼ばれ、金ゴテで塗広げることが多く、作業は熟練者でないと施工が不可能と言われています。
手順⑧. 床塗装上塗り
【光コーティングの解説】ケミクリートEの上塗りが完了しました。
【光コーティングの解説】床専用の研磨機を使用してしっかり研磨中です。研磨は床塗装で見えなくなりますが、工程が改修工事では特に大事です。ダイヤモンドの刃でしっかり剥がれないように研磨中です。