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【埼玉県入間郡三芳町貸倉庫|床塗装塗り替え工事:ケミクリートEPカラー】
1.貸倉庫の時間経過と傷み
貸倉庫の床コンクリートの傷みには、主に下記の3つがあります。
- ひび割れ(クラック) コンクリートは打設時に乾燥していく過程で出る「ひび割れ」と地震や地盤の沈下など、環境要因で起こるものがあります。
- 目地部の欠け・拡がり 目地部をフォークリフトが頻繁に走行することで欠けが拡大し、深くえぐれて走行に支障を来します。
- すり減り フォークリフト・台車・車・人の歩行など、様々な「すり減るきっかけ」によりコンクリートがすり減ります
2.貸倉庫の床傷みを放置すると?
- ひび割れ(クラック)を放置すると、欠けて幅が広がってきます。やがて1センチ、2センチくらいに拡がりフォークリフトの走行に危険が生じます。
- 目地部の欠け・拡がりも放置すると、上と同じ現象が生じます。
- すり減りを放置すると、コンクリートが摩耗してホコリが倉庫全体、空気中に舞い製品を汚したり、従業員の健康に影響し、士気が低下します。
3.床塗装(塗床)材で倉庫コンクリート床の延命が出来る
床塗装(塗床)材には、コンクリートを保護する機能があります。主な機能は以下の通りです。
- コンクリートを摩耗から守る。
- コンクリートをオイルから守る。
- コンクリートを薬品や食品(ジュース)などから守る。
床塗装をしていないコンクリートは、摩耗し・オイルは浸み込み放題・薬品などで浸食されますが、床塗装でコーティングされたコンクリートには強い耐性が備わります。
このように多くのメリットを持った床塗装は、倉庫をキレイに見せるとか、安全通路を明示するのみならず、人知れず倉庫の延命に一役かっているのです。
よろしければ参考動画をご覧ください。
【倉庫床塗装現状復旧工事編】
【倉庫床目地・クラック(ひび割れ)・段差補修編】
施工内容 | 床防塵塗装塗り替え工事 |
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建築形態 | 倉庫 |
施工地域 | 埼玉県入間郡三芳町 |
工期 | 4日間 |
施主 | 倉庫オーナー |
お問合せの種類 | 紹介 |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 部分的に痛みのひどいところがありました。コストを抑えた防塵塗装の塗り替えの為、限られた予算できれいな見栄えを要求されますので、全体のバランスをとるのがポイントでした。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
コンクリート下地は部分的に豆砂利の露出も見られます。段差の修正には、エポキシ樹脂モルタルで修正することが必要です |
施工手順
手順①. 下地研磨
手順②. プライマー
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂系のプライマーを塗布します。このとき溶剤の揮発がありますので、窓を開けて送風機で換気しながら作業します。
手順③. プライマーの硬化を確認
【光コーティングの解説】溶剤の溜まりはないか、しっかりと硬化しているかをチェックします
手順④. 段差修正
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂モルタルを打設して凹部を調整します
手順⑤. 不陸修正
【光コーティングの解説】樹脂モルタルを平滑に押さえます
手順⑥. クラック処理中
【光コーティングの解説】クラックにエポキシ樹脂を充填して、今後の床面のひび割れを予防します
手順⑦. クラック処理後
【光コーティングの解説】見落としの無いよう注意してパテを打ちます
手順⑧. エポキシ樹脂パテ
【光コーティングの解説】倉庫床全体をおなじレベルの状態にするために、前面に上塗りと同じ色のパテでしごき塗りします
手順⑨. ケミクリートEPカラー下塗り
【光コーティングの解説】下地にすりこむようにして、しっかりと塗装します
手順⑩. ケミクリートEPカラー上塗り
【光コーティングの解説】塗り残しや溜まりができないように、均一に塗布します
手順⑪. 仕上がり確認
【光コーティングの解説】硬化と仕上がりを確認する
【光コーティングの解説】既設コンクリート床をライナックスK-30でダイヤモンド研磨します。