|
【茨城県土浦市の倉庫を自動車のラッピング工場向けに塗床工事:ケミクリートEPカラー】
1.倉庫を自動車のラッピング工場向けに塗床工事
自動車のラッピング工場ってご存じでしょうか?昔、「オールペン」と言っていた色変えのペイントの現代版で、車体にフィルムを張る工場のことを指します。
さて、ラッピングのメリットって何でしょう?どんな魅力があるのかについて考えてみます。
2.自動車のラッピングのメリット
①自分の好きな色に車体を変更できる。
自動車の色は車種によってきめられていて、「車種は気に入ったけれど、色はどうも好きな色がない。」ということがあります。こんな時、ラッピングであれば選べる色の種類がぐんと広がります。他に走っていない個性的な色が実現します。
②高級感
塗装ではできない上品な質感で、高級感を高められる。
富裕層の方々にも人気の理由の一つではないでしょうか。
③車体を守る
飛び石やひっかき傷から車体を守る。これは売却時に高く売れる可能性。
④元に戻せる
ラッピングを剥がせば元通りに復元できるので、中古車として普通に売却できる。
突飛な色、デザインを使用したとしても、損失は出ない。
3.ラッピング工場に求められる床の機能
向上に求められる機能は下記の3つです。
①コンクリートからホコリが出ないこと。
ホコリが出ると、シートと自動車の間に入り込んで仕上がり時に「ブツ」が出る恐れがある。
②美観がよいこと
お客様の自動車をキレイにラッピングする工場の床が汚れていたり、ひび割れていたりするとお客様も安心して仕事を任せられない気持ちになるのでは?
さらに、WEB集客するのであれば画像や動画を撮影するでしょうし、その際に床がきれいだと工場が清潔に見えることになります。
3.まとめ(塗床をするとよい理由)
- ホコリが立たなくなる。→仕上がりにホコリを巻き込まなくなる。
- 清掃が楽になる
- 見映えがする。→販促の動画や画像を撮影したときに映える。
- 上と被りますが、コンクリート素地から塗床になっただけで、工場らしく見える。
参考に動画を用意しました。
施工内容 | 自動車のラッピング工場の塗床工事 |
---|---|
建築形態 | 倉庫を工場用途に変更 |
施工地域 | 茨城県土浦市 |
工期 | 2日間 |
施主 | 工場のオーナー様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトより |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | お客様の用途やご要望・夢について真剣に考えて、必要があればアドバイスさせて頂きます。ただ注文通りには施工していません。なぜなら失敗して欲しくないからです。何かのご縁でつながったのだから、仕事頂けるいただけないにかかわらず、一緒に考えます。 |
担当者写真 |
|
施工前の診断
塗装が剥がれてささくれています。だいぶ下地の状況がよくないようです。 |
コンクリート下地に目地が設けてありました。ここは埋めないと後々ホコリが出てくるカ所になります。 |
施工手順
手順①. 目地の処理
手順②. 下地処理
【光コーティングの解説】コンクリート床を研磨して、汚れを取り塗床材の密着をよくします。
手順③. プライマー塗布
【光コーティングの解説】いわゆる塗床の下塗り材です。接着剤のようなもの(塗料)です。
手順④. 目地の処理
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂を充填して、後々口が開くのを防止するとともに、段差を修正します。
手順⑤. 下塗り
【光コーティングの解説】ケミクリートEPカラーの白を下塗りします
手順⑥. 上塗
【光コーティングの解説】ケミクリートEPカラーの白を上塗りしました。白なので、下地の濃い色が透けて見えます。これでは仕上がり不良になります。残念。
手順⑦. 上塗2回目
【光コーティングの解説】ケミクリートEPカラーの上塗りをもう一回余分に塗ります。今度は無事キレイな白に仕上がりました。
手順⑧. ラッピング&プロテクションフィルム ボイジー様の工場が完成しました。
【光コーティングの解説】既設のウレタンシール材を撤去します。