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【東京都足立区の個人邸ガレージ|コケ・汚れ対策の塗床工事】
1.ガレージによくある困りごと
個人邸ガレージでよくあるのが、コンクリートの汚れやコケが生えて見た目が汚いというご相談です。
確かに新築時にはコンクリート素地のままで何も仕上げをしていないケースが多いです。
それはおそらく、ガレージに関心がない人もおられる中で、仕上げをして新築単価を上げない方が売りやすいからでしょう。
もう一つは、ヘタなものを塗るとすぐ剥がれて問題になるからだと考えられます。
2.コンクリートの汚れや、コケが生える訳
コンクリートはもともと、表面がガサガサしているので、汚れが付きやすいものです。
また、オイルが垂れたときには浸み込んでしまって取れなくなります。
また、日当たりがわるく風通しが悪い場所にはコケが生えることもあります。
コケが生える部位は、生える要素がそろっているために、じゅよきょしても除去してもまた映えてきます。
これを繰り返すと結構大変です。
3.塗床で汚れ解消とコケの封じ込め
塗床材を塗布することで、コンクリート表面の凹をふさぐことになるので、汚れが浸み込みにくくなりますし、表面がスムースになることで清掃しやすくなります。
また、コケの胞子が入り込む穴がふさがることで、コケが定着できずに繁殖できなくなるようです。
これは残念ながら科学的根拠ではありませんが、経験談でお話をしています。
4.ガレージに適した塗床材
ガレージの塗床として適しているのは、エポキシ樹脂と考えます。
エポキシ樹脂は下地コンクリートへの密着力に優れています。
エポキシ樹脂の接着剤はよくコンクリートのひび割れ(クラックという)に注入して左右を密着させ口が開かないように固定する工法も広く使われているからです。
また、エポキシ樹脂には重量物に対する強度とすり減りにくい性質を持っています。
ただし、一つ欠点があります。それは、紫外線による退色・変色が起こるということです。
でも、その欠点も上塗りとして、紫外線に強い塗料を一層上塗りすることで長期に美しさを保つことが出来るのです。
参考になる動画がありますので、ご覧ください。
施工内容 | コンクリートガレージ床にエポキシ樹脂塗床施工 |
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建築形態 | 個人邸ガレージ |
施工地域 | 東京都足立区 |
工期 | 3日間 |
施主 | 個人邸のお客様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトより |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 自動車やバイク、自転車等に趣味を持つ方々は、ガレージをキレイにしたい方がたくさんいらっしゃるようです。でも、今までは、どこに依頼してよいかわからずにいました。インターネットの普及した現代では、検索する方法があります。よく調べたものが勝つ時代ですね。 |
担当者写真 |
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施工前の診断
コンクリートを打ってから長い年月が経ち、ガサガサな状態です。また、コケも生えています。玄関なのできれいにしたいところです。 |
このあたりも、コケが生えてきていますね。 |
施工手順
手順①. コンクリート床研磨
手順②. プライマー塗布
【光コーティングの解説】プライマーは床塗装の最初の工程で、透明の床塗料をコンクリートに浸み込ませて密着をよくする材料です。
手順③. エポキシ樹脂下塗り(ケミクリートE)
【光コーティングの解説】下塗りしながら乾かないうちに滑り止め骨材を散布します
手順④. 上塗
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂(ケミクリートE)を上塗りします。
手順⑤. 変色防止の上塗り
【光コーティングの解説】エポキシ樹脂は紫外線に当たると黄変するので、保護するためにアクリルウレタン樹脂でコーティングします。完全屋内の場合は必要がない工程です。
手順⑥. 完成
【光コーティングの解説】仕上がりました。養生期間(硬化待ち時間)を置いて自動車を入れるようにします。美しく手長持ちするガレージの完成です。
【光コーティングの解説】ポリッシャーに研磨しを取り付けたもので研磨します。たいがい個人邸のコンクリートは柔らかく、表面がたくさん削れます。例にもれずこちらもたくさん削れてホコリが出たので養生に苦労しました。