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【個人邸のガレージ塗床の仕上がりの違いを解説】
1ガレージの塗床の種類は大きく2種類
個人邸のガレージコンクリート床に施工される、塗床は大きく分けて2種類あります。
①薄膜型塗床材
防塵塗装と呼ばれるタイプ。刷毛・ローラー刷毛で塗布して施工。
厚さは薄いので、プロユースには少し不安。でも個人邸ならよいレベル。オイルの浸透もなく、ホコリも出ないので、一般個人住宅のビルトインガレージでは十分な材質。
②厚膜型塗床材
本格的な塗床材。薄膜タイプが塗料タイプなのに比べて、肉厚感があり光沢がなめらかで、高級感がある。
厚さも厚いために耐久性に優れる。自動車ディーラーなどで使用されるプロタイプ。
個人邸でも、ここぞというところにお金をかけたい方にはいいかもしれない。(ただし施工が難しいので、専門工事店の施工が必要)
2.ガレージの塗床材を選ぶ上での注意点
①薄膜型塗床材で注意すべきこと
- 塗膜厚が薄いので、コンクリートの表面の状態がそのまま投影される。コンクリートの傷やクラックが少し見えるか、感じられることがある。
- コンクリート表面の凸凹はそのままなので、それほど滑らない。(但し滑りは年齢・健康状態により感じ方が違います。)
- コンクリートの状態が悪い時には、下地処理でパテ処理が必要となる。
②厚膜型塗床材で注意すべきこと
- 厚膜型は光沢があり美しい反面、引きずりやひっかき傷が目立ちやすくなるので、理解したうえで管理してください。
- 勾配があると仕上げの際に流れますので、翌日流れ込みをカットする必要があります。
- 排水溝やプラスチック目地部にコンクリートの欠けがあったり、排水目皿などに急こう配があると材料が流れてしまいその部分のみキレイに仕上げられないので、あらかじめ元請け様やハウスメーカー様と協議の上施工準備してください。
3.まとめ
塗床材をキレイに施工するには、コンクリート下地の施工精度や、水勾配がないこと。また、あっても、緩やかなことが施工がキレイになる条件です。
また、コンクリートの欠損や細かいところがしっかり施工されていることが条件となるので、塗床を施工する場合は、コンクリート打設前に打合せ準備することが出来れば良いものが出来上がる可能性があります。
一方、コンクリートが出来上がってからですと、打つ手が限られますので、ご注意ください。
いずれにしても、薄膜も厚膜も仕上がるとコンクリート素地とは比べ物にならないキレイさですが、コンクリートに施工している性質上、隅や角や仕舞の部分は100%キレイにはなりません。
過剰に期待される方もおられるようなので、あらかじめ申し添えさせていただきます。
動画を参考にどうぞ。
薄膜型塗床材
厚膜型塗床材
施工内容 | 個人邸ビルトインガレージの床塗装(塗床) |
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建築形態 | 個人邸 |
施工地域 | 関東地区を中心にその周辺エリア |
工期 | 1日~2日間+1日~2日間養生 |
施主 | 個人邸のお客様 |
お問合せの種類 | 弊社WEBサイトが100% |
担当者 | 永井健司(ながいけんじ) |
担当者からのコメント | 個人邸のガレージコンクリートの床塗装は、薄膜型と厚膜型の塗床材があります。 それぞれの特徴がよくわからないですよね。 なので、出来るだけわかりやすく解説しました。 |
担当者写真 |
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