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塗床工事で重要な役割を果たすプライマー

床塗装工事で一番重要と言っても過言ではないのが下塗り、いわゆるプライマー塗布なんです。

施工させて頂く現場ではコンクリートの状況は千差万別。

本来プライマーは1回塗りが基本ですが、コンクリート面の劣化が激しくプライマーの吸い込みが激しい場合は2回塗ることもあります

床塗装工事中のプライマー塗装

これはコンクリート表層の強化にもつながりますが、その後に控えている塗床材が既設面にしっかりと接着するかどうかで仕上がりの耐久性に大きな違いが生まれます。

仕上がった後に見えない部分になるだけに、施主様には把握でしずらい工程ではありますが、光コーティングでは一番重要な工程としてじっくりと丁寧にプライマーを塗布することを常に心掛けています。

床塗装チャンネル

何故、床塗装前にプライマーを2度塗装する事があるのか?

床塗装される施主さまから「なんで下塗りを2度おこなうのか?」という質問が稀にあります。

床塗装の際、基本的にはプライマーの塗布は原則1回なんですが、床の劣化やコンクリートの押さえが甘かったり、表面を機械で削った現場はプライマーを吸い込みやすくなります。

塗床材 塗装前のプライマ―

よって、プライマーの吸い込みが激しい場合は、再度塗布することが必須!

もし、吸い込みが激しい状態で塗床材を塗布してしまうと、仕上がり後の耐久性に問題が発生する可能性が高まってしまいます。

他の業者のやり直し工事を承る際など「床の状況に併せてプライマー処理をしていたら、こんな早急に剥がれなかったのに‥」と思う現場が多々あります。

プライマーは床塗装後には見えないので、施主様もあまり気にならない方もいらっしゃいますが、我々にとっては非常に重要な工程として施工にあたっています。

床塗装チャンネル

プライマーの塗布

床研磨とプライマー塗布|神奈川県厚木市の精密機械工場にて塗床工事「1日目」

光コーティングの塗床の現場ブログをご覧頂きありがとうございます!

7月に入り、個人の方、および工場関連の担当者の方から沢山のお問い合わせを頂いております!

塗床の施工スケジュールも埋まりつつありますが、これから暑くなるにしたがって、劣化した床は大変気になりますよね。

床の事で何かしらのお悩みがございましたら
まずは現状の状況をお聞かせ下さい!

塗床のプロフェショナルが過去の経験、そして現状の状況を確実に把握して、最適なご提案をさせて頂きます!


厚木市の精密機械工場にて塗床工事のご依頼

それでは現場の状況のご報告です!

今回は、厚木市を拠点とする精密機械工場にて塗床工事を行いましたので、その施工中の様子をご覧下さい。

借り手がオーナー様の許可を得て自社向けの床塗装(塗床)を施工したいとのご要望にお応えする形での施工となりました。

【施工前の状態】

まずは施工前の状態をご覧下さい。

すでにコンクリート床の上に床塗装が施工されてましたが、密着はしていると判断。

施工前の状態

しかし、機械を移動したのか一部未施工のところもあり、油の浸透が見受けられる箇所も‥。

床の油浸透

このままの状態で工場を稼働してしまうと、
更に劣化が進んでしまう可能性がありました。

【床の研磨作業】

既にある床塗装(塗床)の上を丁寧にダイヤモンド研磨していきます。

床の研磨作業

【プライマーの塗布】

塗床の最初はプライマーの塗布からスタート。

プライマーの塗布

既に構築されている塗膜と、これから施工する塗膜を密着させるために欠かせない工程です。


プライマーがしっかりと浸透して乾燥したのを確認したら、ケミクリートEの中塗り塗装を行う予定です!

以上、現場からお伝えさせて頂きました!

床の下地処理

プライマー塗布と下地処理|埼玉県所沢市の賃貸倉庫にて塗床工事「2日目」

光コーティングの塗床の現場ブログをご覧頂きありがとうございます!

本日も引き続き、埼玉県所沢市の賃貸倉庫にて塗床工事を行いましたので、施工中の様子をご覧下さい。

前回の様子:【1日目】既存の接着剤除去と段差解消

【プライマー塗布】

昨日の段階で既存の接着剤の除去、および段差解消まで進めていたので、今日はプライマーの塗装から作業をスタート。

プライマーの塗布

ちなみにプライマーは、これから塗布する塗料をしっかり密着させるためのもので、塗床の安定性を高めるためには欠かせない存在と言っても過言ではありません。

【下地処理】

プライマー塗布後は、エポキシ樹脂でシゴキ塗りをします。

余分な塗料をヘラでしごき取り、併せてコンクリートの小さなキズや凹みを埋めていきます。

床の下地処理

本日の作業はここまで!

明日は、ケミクリートEPカラーを使用した下塗り塗装を行う予定です。

以上、現場からお伝えさせて頂きました!

MMAプライマーの塗布

床の段差修正に伴うクラック補修・プライマーの塗布|神奈川県厚木市の紙倉庫にて塗床工事「1日目」

光コーティングの塗床の現場ブログをご覧頂きありがとうございます!

ついに夏本番の7月に突入しました。

今年は梅雨入りのタイミング各所でズレており、例年とはちょっと違う感じの流れになってますよね。

私ども塗床業者にとっても天候に関しては施工後の仕上がりにも影響するので敏感にならざるを得ません。

しっかりと天候状況を頭に入れながら施工を進めていきたいと思う今日この頃です!


神奈川県厚木市の紙倉庫にて塗床の施工中

それでは本題の塗床工事に話を移しましょう!

今回は、神奈川県厚木市の紙倉庫にて塗床工事を行いましたので、そちらの様子をご覧頂ければと思います。

【施工前の状態】

まずは施工前の状態をご覧下さい。

倉庫の入り口に多数のクラックが入っていました。これはフォークリフとなどが頻繁に通行するので、角が欠けて大きく広がってしまったと推測されます。

多数のクラック

ここまで広がってしまうと、フォークで走行するときに跳ねてしまい運転するスタッフからすると不快で危険。

また、縦・横の目地も左右に欠けが多数認められました。この目地の上に紙のロールを置くと、傷がつきます。

目地の欠損

【クラック・目地に沿ってカット】

まずは、クラック・目地に沿ってダイヤモンドカッターで幅広にカットしていきます。

クラック・目地に沿ってカット

カットの意味合いですが、こから樹脂材を充填するときに、十分な量の材料が充填できるようにするために行う作業なんです。

【MMAプライマーの塗布】

カット後は、目地に沿ってMMAプライマーを塗布します。

MMAプライマーの塗布

プライマーとは接着剤のようなもので、こから充填する樹脂材をしっかりと既設面に密着させるための『接着材』と理解してください。


この後は、本格的に樹脂材の充填を行う予定です。

以上、現場からお伝えさせて頂きました!

プライマーの塗布1回目

コンクリートの床研磨とプライマー塗布|埼玉県越谷市の個人邸ガレージにて塗床工事「1日目」

光コーティングの現場ブログをご覧頂きありがとうございます!

今日も30℃近くまで気温が上昇して
且つ湿度が非常に高いこともあり、実際の気温よりの暑く感じる日でした。

塗床の現場も室内から屋外まで様々なシーンがあるので、しっかりと環境状況を見極めながら最適な工法で施工を進めていく所存です!


埼玉県越谷市の個人邸ガレージにて塗床の施工中

それでは本題の塗床工事の話に移したいと思います!

今回は、埼玉県越谷市の個人宅さまのガレージにて塗床工事を行っていましたので、その様子をご覧下さい!


【施工前の状態】

まずは施工する前の状態です。

硬くて良質なコンクリートが打設されているため、経年による劣化が見受けられません。

クラックの発生も今のところ無いようです。

施工前の状態


【コンクリートの床研磨】

コンクリート表面をポリッシャーで研磨します。

研磨せずにそのまま塗床材を塗布すると剥離することがありますので、注意が必要です。


【プライマーの塗布(1回目)】

塗床を施工する際、最初に塗るのがプライマー。

既設面とこれから塗布する塗床材との接着剤の役割を果たす、透明の塗料です。

プライマーの塗布1回目

【プライマーの塗布(2回目)】

プライマーの吸い込みが激しい場合、ケースバイケースで2回塗ることもあります。

プライマーの塗布2回目


下地処理は塗床の中でも重要な工程

今回の作業はいわゆる”下地処理”になり、塗床では最重要といっても過言ではありません。

最終的に仕上がりの美観が良かったとしても、使用し続ける中で耐久性に問題が出てしまえば、それは品質の高い塗床工事とは言えないでしょう。

施工後には見えない箇所になるだけに、人一倍神経を遣う作業が下地処理なんです。


次回は中塗り塗装を行う予定です。

以上、現場からお伝えさせて頂きました!

耐熱性塗床(床塗装)施工

耐熱性塗床「タフクリートMH」の施工とプライマー塗布|埼玉県東松山市の化粧品会社工場にて塗床工事「2日目」

光コーティングの現場ブログご覧頂きありがとうございます。

今日は最高気温が30度だったんですが、湿度が非常に高くて、実際の気温以上の体感温度でした(汗‥

こんな日の塗床工事は熱中症の危険性が高まもの‥。

当社の塗床職人も水分補給などをまめに採りながら体のコンディションを整えながら作業を進めております!


埼玉県東松山市の化粧品会社工場にて塗床の施工中

それでは塗床の現場から途中経過のご報告です!

今回も引き続き、東松山市の某化粧品会社工場にて塗床の施工をしていましたので、その様子をご覧下さい。

前回の様子:【塗床工事1日目】養生作業と旧塗床材の剥がし撤去


【耐熱性塗床(床塗装)施工】

昨日の段階で、旧塗床材の剥がし撤去が完了しているので、耐熱性塗床の施工から作業をスタートしました。

今回は『タフクリートMH』という材料を使用。

耐熱性塗床(床塗装)施工

耐熱性100℃を誇る、光コーティングでも使用頻度が高く、施工後の品質が高い材料なんですよ。

塗床と言っても「単に塗料を塗る」という施工ではないというのは一目瞭然かと思います。


【プライマー塗布】

タフクリートMHを施工したら、これから塗布する塗床塗料と既設面(コンクリート)を密着させるためプライマーを塗布します。

コンクリートに浸透して根をしっかりと張り、上に塗る塗床塗料にしっかり密着します。

プライマーの塗布

このプライマーは両者を取り持つ大事な役割を担っています。

本日はここで作業の終了!

しっかりと乾燥させたのを確認したら、明日は中塗り塗装を行う予定です。

以上、現場からお伝えさせて頂きました!